首都圏4大模試とは?有効なテストの受け方は?

首都圏4大模試とは?有効なテストの受け方は?
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首都圏統一模試小56年生の受験

9月1日(日)夏休みの仕上げとして、特に基礎事項の確認として合模試(定合格判定模試)お勧めします。

学校受験・自宅受験・塾内受験がありますので、ご家庭の状況に応じて選択しましょう。

※塾に組み込まれている模試が優先です。

範囲表もありますので、夏期講習の学習内容で既習のものが多いはずですので確認しましょう。

7/31〜8/24までが申し込み期間です。

首都圏4大模試とは

首都圏模試、日能研、四谷大塚、SAPIXが主催する公開模試を表します。

規模が大きく、幅広い層の受験者が集まります。

いずれの模試も「志望校判定」がなされます。

SAPIXオープン、四谷大塚合不合判定テスト、日能研模試、首都圏統一模試、母集団が異なります。

よって、算出される偏差値も同じ評価ではありません。

※「公立校模試」、いわゆる適性検査型の模試はSAPIXはありません。

標準:首都圏統一模試

4大模試の中では受験者が最も多く、他流試合として認知度は高いです。

首都圏統一模試は、問題に癖がなく下位〜中堅レベルまで様々な塾に通う他流試合として活用するとよいです。

他の3つの模試と比べると、難関・最難関校の判定は最上位の受験者層が少ないため偏差値が高めに出ます。

首都圏統一模試はこちら→https://www.syutoken-mosi.co.jp/blog/entry/entry004349.php

難関〜最難関:SAPIX公開模試

学力が高い子ども向けの模試で、最難関校・難関校の判定に定評があります。

合格力判定サピクスオープン

志望校決定に必要な基礎学力の定着度をはかり、登録された10校までの志望校について合格の可能性を判定する公開模試です。記述については手ごたえのある問題が多いので、直しをしっかりと行いましょう。

学校別サピックスオープン

志望校への合格の可能性を探るために、学校別に作成された問題で実施される公開模試です。志望校への適性や合格の可能性を高い精度で判定します。

SAPIXオープンはこちら→https://www.sapientica.com/application/mockexam

学校別サピックスオープンの案内はこちら→https://www.sapientica.com/application/mockexam/05

中堅〜難関:四谷大塚公開テスト

中堅〜難関校受験向けは四谷大塚、日能研が相当します。

学校別判定テストもあります。

四谷大塚の公開テスト(模試)こちら→https://www.yotsuyaotsuka.com/exam

小6合不合判定テストはこちら→https://www.yotsuyaotsuka.com/exam/exam.php?exam_name=gouhugou

中堅〜難関:日能研公開テスト

中堅〜難関校受験向けは四谷大塚、と同様に日能研が相当します。

予想R4表が有名ですが、合格率80 ライン を意味します。R3が50%です。

分割採点※システム導入により、最近の入試問題で頻出される「表現を問う記述問題」に対応した細かな採点がウリです。

日能研全国公開模試はこちら→https://www.nichinoken.co.jp/moshi

効果的な公開模試の利用方法

通っている塾のお勧めを受験するのが一番よい。

外部の公開模試の4・5年生の受験は時間があれば受けてみることをお勧めします。

ただし、直しができる時間が取れなければ受けない方がいいです。

目安は通っている塾内のテストで偏差値が50以上とれているかどうかです。

やる気の出る結果が出ることが多いです。(安心させないようにさせることがポイントです。)

6年生は9月以降、12月までは受け続ける。

全ての単元が学び終わっているので、志望校の過去問題と併せて9~12月の予定組みを行います。

冬休み明けは入試に「全集中」させましょう!

「4大模試」は1つ多くても2つを選択

1.最難関校を受ける場合は「学校別サピックスオープン」を検討する。

 結果と直しが志望校の対策に直結します。

 受けた以上は、しっかり直すことをお勧めします。

 自力でできそうな状態にならない問題も中にはあります。

 教科担当に直し見せて意見を聞くか、一緒に解いてもらうことをお勧めします。

2.通っている塾が採用しているテストを受けるのが基本。

 公開模試は後半に行くにつれて、時間に追われ帳票だけ見て直しをしない子どもが意外と多いです。

 既に良い結果が出ており、直しをしないのならば、12月は見合わせ過去問題を行いましょう。

3.2.に加え、首都圏統一模試を入れる。

 2..で9月の4教科偏差値が45~55の出ている場合、かつ、併願校向けに自信をつける場合にのみお勧めします。

 偏差値が高めに出ることが多いため、癖のない模試として理解度のチェックができます。

4.首都圏模試一択

 難関校でなければ、これ一択です。

あとは過去問題に向き合いましょう。

6年生の2学期は公開模試の他に各塾での特訓授業や、ゼミ等、追い込みのオプションが加わります。自分で復習する時間をつくるのが難しいくらい追い込まれることもままあります。時間やきりがいい内容で「打ち切り」も選択肢として事前に話しておきましょう。時間短縮として特定の教科に絞って家庭教師や個別指導は模試の直しや過去問の直しが特に効果的です。移動や準備時間を含めると時間短縮としてはオンライン個別指導が最も有効ですが、「なんとしてもレベルアップするんだ」「1点でも多くとるんだ」という子どもの意識と親の応援、熱意が必要です。しかし、6年生になると、いわゆる「良い先生」は既に定員に達している場合が多いので、子どもに合った先生を早めに手配しましょう。

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