宿題をやらなければならない理由
「どうして宿題をやらなければならないか。」
こどものころ、だれもが持つ疑問かもしれません。
「ルールだから、みんなやっているから」などで納得できない場合もあるでしょう。
子どもの疑問に対する親の答え方や考え方は多岐にわたりますが、宿題をやらなければならない理由にはいくつかの要素があります。
まず、規則や社会的な期待によるものであることが挙げられます。
また、宿題を通して学習や成長が促進されるという教育的な目的も存在します。
しかし、これらの理由だけでなく、子どもが宿題をやりたくないと感じる場合には、親としてはどのように対処すべきか考える必要があります。
親の役割と対応策
親として大切なことは、宿題に取り組む子どものサポートやモチベーション維持をすることが重要です。
子どもが宿題を納得してやりきるためには、親がその理由や目的を説明し、継続的なサポートを提供することが必要です。
ただし、宿題の量や難易度が子どもにとって過剰である場合には、時間や感情を考慮して対処することも重要です。
親は子どものおかれている状況や感情を理解し、適切なサポートや対応策を提供することで、宿題を通じた学習や成長を促進する役割を果たすことができます。
発展的な行動はその次の段階です。
宿題の量と質問の重要性
親として、宿題の量や質についてはどういう姿勢で宿題に取り組んでいるかを都度確認することをお勧めします。
子どもが無理をして宿題を終わらせることや、宿題に対するモチベーションを失わないようにするためには、定期的なコミュニケーションや質問が重要です。
親は子どもの進捗状況や感情を確認し、必要に応じて休憩を取ることや宿題の量を調整することで、より健全な学習環境を提供することができます。
大切なのは
1.親として、どうして宿題をやらなければならないかの問いにどう答えますか?
まず、いくつ答えを持っていますか?
それとも、場当たりの感情で答えますか?
どのカードを出しても正解でもあり、不正解でもあります。
納得して宿題を終わらせる
納得はしないものの宿題を終わらせる
宿題を中途半端で終わらせる
宿題を一切やらない
どれに当たるかは親の答え方と納得次第です。
子どもがやりきれるかどうかの量と時間は親として推測して一緒に考える姿勢をとりしょう。
課題だから全部やるを続けると無理がたたること、また、やることが目的になり再現性がないこなし作業になる可能性が高いです。
2.親として切り返しはどうするべきか?
まずは、子どもに質問してみましょう。
どうしてそう思ったのか?
今、どんな感じで進んでいるのか?
とりあえず休憩する?
などが考えられます。親としての伝え方の考え方として、具体的には
宿題が終わるまでの時間と量はどのくらいか?
膨大な宿題量が出ていないか?
今日一日のわが子の限られた時間はどのくらいあるか?
等を想像して、子どもの感情をまずは受け止めてあげましょう。
宿題の量が多すぎる場合のアドバイス方法は3つあります。
1.時間で区切る
2.量で区切る
3.感情で区切る
親が宿題にどう対応すべきか考える時、まず何を選択肢として持っているか、そしてそれをどのように決定するかという問題があります。その選択肢はいくつかありますが、その中には子どもの感情や状況に応じて親が決めてあげる場合もあります。このような場面では、どの選択をしても正解や不正解がはっきりしないこともありますので、1.2.3は参考ですので、切り返しを行ってから子どもの反応を受け止め、前向きに誘導してみましょう。
次に、子どもが宿題をどのようにやり遂げるかに関して、親がとるべきアプローチについて考えます。
子どもが宿題をやり遂げられるかどうかの量や時間は、親が推測する必要があります。ただし、宿題をすべてやり遂げようとすることが、子どもにとって無理な場合もあります。それによって子どもが宿題に対してモチベーションを失い、宿題が目的そのものになってしまうことがあります。
最後に、親が大切にするべき質問と考え方について述べます。
親は子どもに対して質問をすることで、その子がなぜそのように考えるのか、現在の状況や感情がどのようなものかを理解することができます。また、親は宿題の時間や量について改めて、考慮する必要があります。(ここが大切です)
宿題の量が多すぎる場合には、時間や量、そして子どもの感情を考慮して選択、対処する方法があります。それは時間や量で宿題を区切ることや、子どもの感情に配慮して休憩をとることなどがあります。
親として、子どもの行動結果をどのように受け止めますか?
納得して宿題を終わらせた
納得はしないものの宿題を終わらせた
宿題を中途半端で終わらせた
宿題を一切やらない
どれに当たるかは親の受け止め方、答え方と子どもの納得次第ですが、宿題は毎週、毎日あるものなので、生活の一部の感覚で、顔を洗うような感じになる科目を増やせていたら、親として、認めてあげましょう。やって当然という意見もありますが、それは子どもが自分で言えるようになったらで、成長の証です。
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