一日に何回子どもに注意しているかカウントしてみる

一日に何回子どもに注意しているかカウントしてみる

子どもが朝起きてから、寝るまでの間に何回注意しているか数えてみてください。「早く、置きなさい、何してるの!」これで3回です。意外と反抗期が強いのは親の注意量と関係があるかもしれません。もちろん、危険なことや法律に反することは叱って正す場合もあるので叱るなという意味の話ではないです。

目次

子どもが朝起きてから寝るまで数える

あまり親には注意されないという子どもは少なく、いつもママ(パパ)に怒られるという子どもは幼い。前者は自己管理ができ、自己肯定感が高い子どもです。後者の多くの子どもは何かしら大人から注意をされ、修正し、次に進みます。親の行動自信を振り返ってみる機会として以下を読んでいただけたら幸いです。

①子どもと一緒に過ごした時間(大まか)で注意した回数を割る

1時間あたりに何回子どもが言われたかを理解します。


※一緒に勉強している時間の注意は親子関係か先生と生徒の関係でいるかは家庭ごとに異なります。朝学校に行く前までに30回を越えるようならば要注意です。個人的な感想ですが、自己肯定感が低くい子が多いです。

面倒であれば、注意の声掛け10回目の時間を見ましょう。朝起こし開始5分で10回ですという方もいらっしゃいました。(そこから、子どもへの声掛けを工夫していました。)

②1日注意した分×365をかける

子どもはその分だけ注意の言葉を浴びたことになります。以下の3つを意識して声掛けしてみてください。

・「言い方」を替えてみる
・「悪いことをしたら理由を添えて注意する」
・子どもの「行動」に焦点をあてる

③応用編はほめたり、感謝したりする言葉のカウントです。無理にほめる必要はありませんが、子どもに対して愛情を示す言葉や行動をカウントしてみてください。

例えば、漢字テストをしたとき、採点し赤直しをします。すぐ隣に3回書く子どもは再現性が高いです。殴り書きでもなんでも構いません。とにかく正しくすぐに修正できるものはやるという行動がポイントです。その行動をほめることです。覚えているかどうかは「ただ書き写している」か、「読み」を意識しながら書いているか、「漢字のつくり」を意識しているか等、個々に「くせ」があります。子どもなりの効率の良い方法をほめながら紹介するとスキルが向上します。語彙力もより多く吸収でき再現できるようになります。

子育てだけでなく、人材育成などにも応用ができます。

ポイント

子どもを注するときは「行動」に焦点をあて、手短に言葉を選ぶ
子どもの「行動」に対してほめたり、感謝することです。

おススメ本

・ほめ方、叱り方の視点がちょっと変わる本です。引き出しを増やす意味で書籍で置いておくとよいです。「親も勉強しているんだ」ということが子どもにもわかります。


・メタバース、Web3、VR、AR、MR、プログラミング的思考、探究学習、PBL、海外進学…等どういうことかがわかる本。子どもに聞かれたり、相談されたらどうしますか?子どもに読ませるのもよい一冊です。


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