読書がつまらないという子どもへの接し方

読書がつまらないという子どもへの接し方

読書がつまらないという子どもはたくさんいます。1925年ラジオ放送が始まって以来、電波や映像が身近になっています。1925年から100年たつので、中学入試でも出題されやすいです。普通選挙法、治安維持法、ラジオ放送はセットで覚えているか確認しましょう。

目次

【問題】読書がつまらないという子どもへどのような本をすすめたらよいでしょうか。

(1)親が子どものころに読んで感銘を受けた本

(2)子どもの等身大(小中高校)が主人公の本

(3)過去の入試問題で出された本

【答え】(2)

どれも、正解といえば正解です。子どもが興味を持てる一冊を探し当てる感じで紹介するといいです。

困ったら図書館

困ったときは図書館で読みたそうな内容の本を選んだり、検索する。または司書に探してもらうのもいいです。読みたそうなものを数冊かりて、1冊「当たり!」がでる感じでよいでしょう。「全冊読まなければいけない」と思うのはまた別の次元なので、読書がつまらない場合はまずは1冊読み切れれば十分です。当然、ジャンルは問いません。

本を読まない子どもの言い分ベスト3

①時間がない  1時間読書タイムつくってあげてください。
②つまらない  面白味を感じる本をまずは1冊探す手助けをしましょう。夢中で読む時間が必要です。
③持っていない プレゼントしましょう。

裏技:小学校の国語の教科書を全部、隅から隅まで読む。1学期中に読むといいです。

とある家庭の親のひとこと

「問題集で出典があり、書評を読んだことがあったので本屋で読んでみたら面白かったのでポチっと買ってしまった。入試問題にも出る可能性があるので、読んでみるといいよ。
家族で読書タイムつくるから、その時に読もう。
読んだら学校の先生や塾の先生、読んだことのある友達に聞いてみな?」

強制しないで自然に伝えること

子どもは受験で出題されるかもしれないのでメリットはあるなと思います。
家族みんなで何かしら本を読む時間をつくるので一人ではないこともポイントです。
そして、誰かにアウトプットする機会まで添えています。
ここまで言えば、経験上、3人に2人は読みます。

読んだ本の内容がある程度面白ければ続きが気になるので、次の日にもまた 時間をつくって読むように促してあげてください。

私の場合は子どもが話をしてきたら、「どんなお話かを教えて?」と聞きます。 
うまくいくと読了すると、別の本を持って紹介してくれます。
足りていないなと思う分野の、たとえば、歴史や理科に関する本を親か子どもどちらかに息抜きにとメモをさせて勧めます。私がたまたま持っていれば写真をとるなんてこともよくあります。
※その後、読まなくなっても全く構いません。

以下は、女子で読んでいる子どもが多いと思います。
思春期の女の子の心情について男の子が読めるか?
母親が昔を思い出し、夢中になる本だとも思いますので紹介します。

もし、読む本がなければ「読んでおきたい名作 成美堂出版」小学6年をお勧めします。朝の10分読書にぴったりというフレーズですが、芥川龍之介のトロッコ、志賀直哉の小僧の神様等、テストや問題集でも出題された、そして、これからも出題される可能性のある10の作品です。

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中学受験国語の1:1オンライン指導、ブログを運営しています。

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