「国語の成績が伸びない…」と悩んだときに試してほしい恐怖設定という考え方

「このままじゃ、志望校に届かないかもしれない…」国語の成績が伸び悩むと、そんな不安が頭をよぎりますよね。でも、ちょっと待ってください。その最悪のシナリオ、本当にそこまで深刻でしょうか?今回は、不安に押しつぶされそうなときにこそ試してほしい、「恐怖設定」という思考法をご紹介します。The concept of ‘fear settings’ you should try when you’re worried that your Japanese language grades aren’t improving.
中学受験を目指すご家庭にとって、国語の成績はとても大きな関心事のひとつです。 でも、どれだけ頑張っても思うように点が取れなかったり、模試の結果が伸び悩んだりすると、不安や焦りがどんどん膨らんでしまいますよね。「このままで志望校に間に合うのかな…」 「うちの子、国語が苦手すぎて本当に大丈夫?」 「親として、もっと何かできることがあるんじゃないか…」そんなときにこそ、ぜひ試してみてほしいのが、恐怖設定(Fear Setting)という考え方です。
「目標設定」ではなく「恐怖設定」
これは作家であり起業家のティム・フェリス氏が提唱している方法で、目標を立てるのではなく、あえて「最悪の事態」を先に想像して書き出すというもの。コロナ禍で定着した「ワークライフバランス」の先駆けとなった話題のロングセラー本「週4時間」だけ働く。を読んだ方もいらっしゃるかもしれません。
たとえば、国語の成績に関して、こんなふうに考えてみます。
- このまま国語の成績が上がらなかったらどうなる?
- 志望校に届かないかもしれない?
- 子どもが自信をなくしてしまう?
- 家庭の雰囲気が悪くなる?
こうした「最悪のシナリオ」を、あえて紙に書き出してみるのです。
それ、本当に最悪ですか?
次に、それぞれの項目に対して「予防策」と「修復策」を考えてみましょう。
たとえば…
- 成績が上がらないかも? → 苦手な設問タイプを分析して、夏までに重点的に対策する。
- 志望校に届かないかも? → 併願校の選び方を見直し、合格可能性の高い学校も視野に入れる。
- 子どもが自信をなくすかも? → 小さな成長を見つけて、言葉でしっかり認めてあげる。
- 家庭の雰囲気が悪くなるかも? → 勉強以外の時間を意識的に楽しむ。親子で笑う時間をつくる。
こうして見てみると、「最悪の事態」と思っていたことの多くは、実は致命的ではないことに気づきます。 むしろ、早めに向き合うことで、対策が立てられる。修復もできる。 そして何より、「ちゃんと手がある」とわかるだけで、心がふっと軽くなるのです。
不安を味方に変えるために
国語の成績が伸び悩む時期は、誰にでもあります。 でも、そこで不安に飲み込まれてしまうのではなく、「恐怖設定」でその正体を見える形にしてみましょう。不安は、見えないからこそ大きく感じるもの。 でも、紙に書き出してみると、「あれ、意外となんとかなるかも」と思えることがたくさんあります。お子さんの未来を思うからこそ、不安になるのは当然のこと。 でも、その不安を“行動のきっかけ”に変えることができたら、親子で前を向いて進んでいけます。今日、ぜひ一度、紙とペンを手に取って、我が子のための「恐怖設定」をやってみてください。

