新年度の国語学習、ここが不安…中学受験の保護者が春までに知っておきたいポイントと対策

新年度の国語学習、ここが不安…中学受験の保護者が春までに知っておきたいポイントと対策

新年度の国語学習に不安を感じている保護者の方へ。「読解力が伸びない」「時間内に解き切れない」「親はどう関わればいい?」など、よくある悩みと具体的な対策をブログにまとめました。同じ悩みを抱える方のヒントになればうれしいです。

目次

読解力がなかなか伸びない不安

「授業では解けているのに、模試になると長文の内容が頭に入らず、選択肢も自信が持てない…」

新年度になると、急に文章量が増え、「うちの子、本当に読めているのかな?」という不安が強くなりがちです。理由としては、活字に触れる量が少なく、最後まで読み切る体力がついていないことや、語彙不足で文章そのものが理解しづらいことが挙げられます。また、段落ごとに要点を押さえる読み方を習っておらず、「なんとなく読む」で止まっているケースも多いです。対策としては、毎日5〜10分の音読と「1〜2文で内容を言いかえる」習慣づけが有効です。興味を持ちやすい物語やコラムなど、読み切れる長さの文章からスタートし、段落ごとに線を引く・メモを入れるなど「読み方の型」を一緒に確認していくと、徐々に読解力の土台が整っていきます。

語彙・漢字が足りない焦り

「本文の意味が分からない言葉だらけで、子どもがすぐに読む気をなくしてしまう…」

国語で点が伸びない大きな要因の一つが、語彙と漢字の不足です。日常生活で触れる言葉だけでは、抽象的な言葉や心情を表す言葉、慣用句などが抜け落ちがちです。また、漢字を「一度覚えておしまい」にしてしまい、復習のサイクルがないために、テストで取りこぼしが増えていきます。さらに、語彙や漢字を文脈と切り離して暗記していると、読解問題の中で意味をつかめず、活かしづらいという問題もあります。対策としては、小テスト→間違い直し→数日後の再テスト、という流れを家庭で回すことが効果的です。新しく出てきた言葉は例文を書いたり、親子の会話の中で意識的に使ってみると、記憶に残りやすくなります。音読中につまずいた言葉をメモし、その場で意味を確認していくことも、語彙の底上げにつながります。

「勘で解いているだけかも…」という不安

「選択肢も記述も、説明を聞くと『ああそうか』と言うけれど、自分からは同じように解けない…」

模試やテストで、選択肢を「なんとなく」で選び、記述も雰囲気で書いているように見えると、「このままで大丈夫?」と心配になります。多くの場合、設問が何を聞いているのか(理由なのか、気持ちなのか、要約なのか)を読み取る練習が足りていません。また、選択肢の消去法や本文から根拠を探す手順といった、再現性のある「解き方」をまだ身につけていないことも原因です。対策としては、解き直しのときに「この設問は何を聞いているか」を言葉で説明させることから始めます。選択肢は、×だと思うものには「×の理由」を書き込み、本文のどこが根拠なのか印をつけて確認する習慣をつけましょう。記述問題では、いきなり一文で書かせるのではなく、まず箇条書きで必要な要素を出し、それをつなげて1文にする「型」を覚えさせると、子どもが手順を真似しやすくなります。

時間内に解き切れない不安

「家では解ける問題なのに、本番形式になると最後の大問が丸ごと白紙になってしまう…」

学年が上がるにつれ、文章量も設問数も増えていきます。その結果、「最後までたどり着かない」「見直しができない」といった時間配分の問題が表面化してきます。1問にこだわり過ぎてしまい、見切りをつける感覚が育っていないことや、普段の勉強で時間を意識せずに解いていることが、不安につながります。対策としては、週に数回は「時間を測って解く日」を作るのがおすすめです。最初は制限時間を少し短めに設定し、「何分でどこまで進んでいるのが理想か」を子どもと一緒に決めておきます。また、迷う問題には印をつけて一旦飛ばす、最後に戻ってくるなど、解く順番のルールを共有しておくことで、本番でも落ち着いて行動しやすくなります。

他教科との両立で国語が後回しになる不安

「算数と理科の宿題だけで手一杯で、国語のテキストは時間があればになってしまう…」

新年度になると、算数・理科・社会の学習量が一気に増えます。その結果、「国語は宿題だけ」「テスト前だけ頑張る」という状態になり、保護者としても「このままでは国語が置き去りになってしまうのでは」と不安を感じやすくなります。国語は成果が点数に現れるまで時間がかかるため、どうしても優先順位を下げがちです。しかし、読解力や語彙力は、理科・社会の文章読解にも直結する「土台」でもあります。対策としては、毎日15〜20分程度の「国語の固定枠」を作り、漢字・語彙・短い読解を回していくことが大切です。低学年〜新小4のうちに語彙や読書習慣などの土台を作り、高学年では解法や演習に比重を移す、といった長期的な視点も意識しておきましょう。

親としてどう関わればいいか分からない不安

「『なんでこんな問題も分からないの?』と言ってしまい、あとから自己嫌悪…でも、どう声をかければいいのかも分からない…」

国語は答えが一つに見えにくい科目なので、「なぜこの答えが×なのか」を説明するのが難しく、保護者が関わりにくい教科でもあります。そのため、「つい叱ってしまう」「逆に、どこまで手を出してよいか分からない」といった悩みが生まれやすくなります。また、「国語はセンス」と感じてしまい、具体的なサポート方法が見えないまま不安だけが膨らむこともあります。対策としては、正しいかどうかよりも「どう考えたのか」を最初に聞く姿勢が重要です。親が一から教え込もうとするのではなく、解説書や先生の説明を一緒に読み、「大事なところに線を引く係」として伴走するイメージを持つと負担が減ります。語彙テストの点が少し上がった、本文に自分から線を引けるようになったなど、小さな成長を具体的に言葉にしてほめることで、子どもの自信も少しずつ育っていきます。

受験対策
受験対策

就寝時間と起床時間のリズム

睡眠時間は大切です。個人差がありますが、保護者から話を伺うと、7~9時間が多いです。学齢、体力によって異なりますが、1週間平均してチェックするとよいでしょう。時には夜遅くまでお子様自身ががんばるとう機会があってもいいですが、起床時間は一定にすることを心がけることが朝からのリズムを整えます。週末は予備の時間を月に一度は半日単位でつくっておき、学習か自由時間かを選択させるようにすると息切れ予防や焦燥感を生まない余裕が生まれます。

まとめ

新年度の国語学習では、「読解力が伸びない」「語彙・漢字が足りない」「勘で解いている気がする」「時間内に解き切れない」「他教科との両立が難しい」「親の関わり方が分からない」といった不安が重なりやすくなります。
ただ、どの不安も「毎日の小さな習慣」と「解き方の型」を意識することで、少しずつ解消していくことができます。完璧を目指すのではなく、「昨日より一歩前進できたか」を親子で共有しながら、新年度のスタートを切っていきましょう。

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この記事を書いた人

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