新年度スタートダッシュ!2月に整える国語力の土台とは?

「国語だけ、どうしても伸びない」「算数は対策が分かるけれど、国語は何をすればいいのか分からない」そんな思いを抱えたまま、新学年を迎えようとしていませんか。2月は、受験が一段落し、学年が切り替わる空白の月。実はこの時期こそ、国語力を立て直す最大のチャンスです。なぜなら、春以降の国語の成績は「才能」ではなく、2月にどんな土台を整えたかでほぼ決まるからです。今回は、「国語をなんとかしたい」と願う保護者の方に向けて、2月だからこそ取り組みたい国語学習を、家庭で実践しやすい3つの視点からお伝えします。
Start dash for the new year! What is the foundation of Japanese language skills to prepare in February?
読解力はセンスではなく「型」で整える
国語が苦手な子を見ていると、保護者の方からこんな声をよく聞きます。「文章は読んでいるはずなのに、答えがズレる」「何を聞かれているのか分かっていない気がする」これは、読解力が足りないのではなく、設問の読み方=「型」が身についていないケースがほとんどです。国語の問題には、実ははっきりしたパターンがあります。
・理由を聞かれたら「〜から」を探す
・気持ちを聞かれたら「行動・言葉・場面」に注目する
・言い換えは「前後の説明」を確認する
この「型」を知らないまま文章を読むと、どれだけ真面目に読んでも、答えは安定しません。2月は、難しい文章に挑戦する必要はありません。むしろ、短めの文章で設問を丁寧に読む練習が最優先です。「この問題は、何を答えさせたい?」「答えは、文章のどこにある?」親子でこうした会話をするだけでも、子どもの読み方は確実に変わっていきます。新5年生・新6年生ほど、この時期に「設問の型」を整えられるかどうかで、春以降の伸びが大きく分かれます。
語彙力は「知っている」から「使える」へ
国語が苦手な子どもの答案を見ていると、「語彙が足りない」というより、言葉を使った経験が圧倒的に少ないと感じます。単語帳を覚えても、テストで使えない。その理由はシンプルです。自分の言葉として使ったことがないからです。2月は、語彙を増やすよりも、今知っている言葉を使う練習に力を入れたい時期です。たとえば、「感謝」「不安」「期待」「納得」こうした抽象的な言葉を使って、「最近あった出来事」を一文で話してみる。「似ている言葉の違い」を考えるのも効果的です。「うれしい」と「安心」はどう違う?「努力」と「工夫」は何が違う?正解を求める必要はありません。考え、言葉にしようとすること自体が、語彙力を育てます。日常会話の中で、親が少しだけ言葉を補ってあげるのもおすすめです。「それは悔しいって気持ちかな?」「今のは納得したって言えるね」など、こうした積み重ねが、記述問題で書ける言葉を増やしていきます。
「読む」だけで終わらせない。アウトプットで国語は伸びる
国語学習で最も差がつくのが、アウトプットの量と質です。読んだだけで分かったつもりになる。これは、国語が伸びない典型的なパターンです。2月は、「読んだ → 少し話す → 少し書く」この流れを意識してみてください。
たとえば、
・この話で一番大事だと思ったことは?
・登場人物の気持ちを一言で言うと?
・もし自分だったらどうする?
長く話す必要はありません。短くても、自分の言葉で表現することが大切です。日記も、立派な国語学習です。「今日は何をしたか」ではなく、「何を思ったか」を一行書くだけで十分。音読のあとに感想を一言添えるだけでも、理解の深さは大きく変わります。アウトプットは、国語を「勉強」から「使える力」へ変えてくれます。
2月の過ごし方で、1年後が決まる
国語は、短期間で急に伸びる教科ではありません。だからこそ、正しい方向で積み重ねることが何より重要です。
・設問の型を知る
・言葉を使う経験を増やす
・アウトプットで定着させる
この3つを2月から整えられた家庭は、春以降、確実に変化を実感します。一方で、「何をすればいいか分からないまま新学年を迎える」と、また同じ悩みを1年繰り返すことになりかねません。
国語の悩みは、一人で抱えなくて大丈夫です
「このやり方で合っているのか不安」「うちの子の場合、どこから直すべき?」そう感じたら、一度、専門家の視点を入れてみてください。国語は、つまずきの原因が見えにくい教科です。だからこそ、正確な分析が必要です。
IN国語教育研究室では、答案分析を通して、「なぜ読めないのか」「どこを直せばいいのか」を具体的にお伝えしています。2月は、立て直しに最適なタイミングです。新年度を不安ではなく、希望を持って迎えるために、今できる一歩を踏み出してみませんか。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

