首相と大統領の違いで語彙力を増やす

首相と大統領の違いで語彙力を増やす

ニュースに関心があると、素朴によくある質問です。そういう違いに敏感になったら「いいことに気が付いたね」と素直にほめましょう。語彙力を増やすチャンスです。組織の長や縦系列の権限比較が理解できます。Increase your vocabulary with the difference between prime minister and president.

目次

子どもの語彙力を増やすポイント

How to prepare for bullying and friendship troubles

・違いを子どもが自分で調べる
・大人が子どもに簡単に教える


さりげない会話であれば、大人が簡単に教えてあげましょう。

子どもが積極的な場合は、違いを調べる行為に至れば、記憶がより定着し、再現性が増します。

大統領と首相の違い​

「大統領」は国の首長・統治者

「首相」は「行政」の最高責任者

君主制の場合は、「国王」がおり、大統領はいないと思いましょう。

【日本の場合】

日本は大統領はいませんが、天皇が国の「象徴」として政治ではなく、国事行為を行います。​​​

日本の政治制度は「議院内閣制」を採用しているのは受験生であれば学びますね。
「首相」は「内閣総理大臣」のことで、政治を行う、すなわち行政のトップです。
ニュースは首相とか内閣総理大臣とか言い方が違うので子どもが混乱しやすいですが同じと思えば行政について理解のスタート地点に立ちます。



【大統領と首相が両方いる国】
フランス、ロシア、ウクライナ、ドイツ、韓国、インド、エジプト、ギリシャなどです。

アメリカは大統領制のみで首相はいませんが国務長官(外相)がいます。三権分立ではありますが、大統領の「権限」が強力なので、メディアでも大統領選がよく出てきます。予備選挙は党員で、その後国民が州ごとに投票という流れは覚えておくといいでしょう。

【アメリカ合衆国の場合】アメリカ大統領選挙は、4年に1度。有権者は、事前に登録した18歳以上のアメリカ国民。その有権者が、大統領にふさわしいと思う人に投票する。投票は州ごとに行われ、それぞれの州で勝者を決める。各州と首都ワシントンには、人口などに応じて割り当てられた「選挙人」がいて、州の勝者は、その州の選挙人を獲得します。州によって選挙人の数は異なり、ほとんどの州で、勝者が州の選挙人をすべて獲得する、勝者総取りの方式を採用しています。そして全米の538人の選挙人のうち、過半数の270人以上を獲得した候補が、最終的な勝者=次期大統領となるわけです。大統領が選ばれるまでにかなりの時間をかけて慎重に大統領を選ぶというわけですが、人口の多い州をより多く制した候補が有利ですね。

中国は大統領ではなく、「主席」といいます。

「三権分立」の表はフリーハンドで3分程度で書く訓練は小中学生のうちにしておくべきことだと思います。個人的には国語や社会の授業で書かせます。地方自治はこれを踏まえないとできません。

まとめ

各国により、元首(大統領、国王)首相の状況が異なりますが、「王国」なら国王の君主制で首相がおり、「共和国」ならば大統領+首相と覚えておくといいでしょう。

9/25に外務省のHPが更新されました。
詳しくは→各国の​元首名等一覧表|外務省​を参照ください。
正式国名、元首、首相、外相というカテゴリで一覧表になっています。

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