【保存版】なぜ塾のテストで得点が取れないのか?国語の成績が伸び悩む子に共通する「3つの特徴」と、親ができる処方箋

「漢字も語彙も毎日やっている。塾の授業も真面目に受け、再テストもクリアしている。なのに、なぜ模試の偏差値だけが横ばいなのか?」SAPIX、早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚……。通っている塾やテキストは違えど、中学受験の国語において偏差値50前後の「壁」にぶつかるお子様には、驚くほど共通した原因があります。[Definitive Edition] Why Can’t Kids Score on Cram School Tests? The ‘3 Common Traits’ of Children Whose Japanese Language Grades Stagnate, and Prescriptions Parents Can Give.

実は、国語の成績が伸びない理由は「読解センス」や「地頭」の有無ではありません。プロ家庭教師として多くの子に伴走してきた経験から断言できるのは、成績が停滞する子には無意識に繰り返している「解き方の悪い癖」があるということです。今回は、成績が伸び悩む子に見られる「3つの致命的な特徴」を具体的に挙げ、明日からご家庭で実践できる「脱出法」を解説します。

受験対策
受験対策
目次

特徴①:本文より先に「自分の常識」で解いている

成績が伸びない子の答案を分析すると、ある共通点が見つかります。それは、設問を読んだ瞬間に「本文」へ戻らず、「自分の頭(常識)」で答えを作ってしまうことです。

  • 現象
    選択肢を選ぶ際、「なんとなく、こういう話の流れかな?」という予想で選ぶ。
  • 弊害
    筆者の主張ではなく「自分の感想」に近い選択肢(いわゆる魅力的な誤答)を選び、失点する。

【プロの視点と処方箋】 国語は「自分の意見」を述べる場ではなく、「本文という証拠から正解を導き出す捜査(ゲーム)」です。 ご家庭で解き直しをする際は、「どうしてそう思ったの?」と聞かないでください。お子様は「なんとなく」としか答えられません。代わりに「本文のどこに、その証拠(キーワード)が書いてあった?」と、物理的に指を差させてください。「書いてあることだけが正義」というルールを徹底するだけで、誤読は激減します。

特徴②:記述を「一気に」書こうとしている

SAPIXの重厚な記述や、日能研の思考力記述を前にして、手が止まってしまうお子様は多いものです。彼らが書けないのは「文章力がない」からではありません。「一発で完成品を書こうとしている」からです。

  • 現象
    解答欄の最初からいきなり書き始め、途中で文脈が支離滅裂になる。または、白紙のまま時間が過ぎる。
  • 弊害
    採点基準となるキーワードが盛り込めず、0点か大幅な減点になる。

【プロの視点と処方箋】 記述問題は、文章作成ではなく「パーツの組み立て(パズル)」です。 まずやるべきは、いきなり書くことではなく、「誰が(主語)」「どうした(述語)」という骨組みをメモすること。次に、設問の条件に合う「理由」や「様子」を本文から探し出し、パーツとして並べること。 「骨組み」さえしっかりしていれば、多少文章が稚拙でも部分点は入ります。まずは「主語+述語」の最小ユニットを作る練習から始めましょう。

特徴③:「接続詞」と「指示語」を読み飛ばしている

「しかし」「つまり」「だから」。これらの接続詞を単なる飾りだと思っている子は、偏差値の壁を越えられません。文章の論理構造を見失っているからです。

  • 現象
    物語文で主人公の心情がガラッと変わったことに気づかない。論説文で「対比」されている内容を混同する。
  • 弊害
    文章の「表面」は追えているが、「深層(論理)」が理解できていないため、ひねった設問に対応できない。

【プロの視点と処方箋】 接続詞は、文章における「交通標識」です。標識を見ずに運転すれば事故(誤読)が起きます。 今すぐできる対策は、「印付けの型」を固定することです。

  • 「逆接(しかし等)」は三角△
  • 「言い換え(つまり等)」はイコール=
  • 「指示語(これ・それ等)」は必ず指し示す内容を線で結ぶ
    というような「作業」をルーチン化するだけで、視覚的に文章の構造が浮かび上がってきます。

線や記号の引きすぎは注意です。引くことが目的になっていたら専門家にすぐに相談しましょう。素材文の内容を理解するマーキングとして、あるいは、これ問われそうだなと予想できる部分にとどめることです。

【まとめ】

中学受験の国語は、正しい「型」を知り、それを無意識に使えるまで繰り返すことでしか成績は上がりません。 今、お子様がテストの結果に自信を失っているなら、それは努力が足りないのではなく、「戦い方を知らないだけ」かもしれません。

もし、 「うちの子、まさにこの3つに当てはまっている」 「塾の解説を聞いても、家での教え方がわからない」 「志望校に特化した記述の書き方を身につけさせたい」 と思われたなら、一度プロの視点に頼ってみませんか?

IN国語教育研究室では、お子様一人ひとりの「読みのクセ」を精密に分析し、志望校合格に向けたオーダーメイドの伴走支援を行っています。お子様の認知特性を活かし、再現性ができる改善を心がけて指導しています。

習慣

【次の一歩へ】

現在、各塾のカリキュラム進度(マンスリー・組分け・公開模試)に合わせた「春の学習相談・体験授業」を受け付けています。まずは以下のボタンより、現在のお悩みをお聞かせください。お子様の国語を「苦痛な時間」から「得点源」へ変えるお手伝いをいたします。

[学習相談・体験授業の申し込みはこちら]

塾に通っているのに 国語の成績が伸び悩む

なぜ点数が取れないのか。その「原因」が分かるだけで、今日からの親子の会話が変わります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

中学受験国語の1:1オンライン指導、ブログを運営しています。
受験生の指導、受験相談、指導者向けコーチング指導等が強みです。
「オンライン授業」の詳細はサイトからお問い合わせください。
受験に役立つ本やグッズは楽天ROOM「IN国語教育研究室」で紹介しています。

目次