中学受験成功への道:国語の重要性と親子での取り組み方

中学受験において、「国語」の学びは学習の基礎となるだけでなく、論理的な思考力やコミュニケーション能力を高める重要な鍵となります。今回は、中学受験ロードマップとして入学前から受験生迄のロードマップについてと国語について紹介します。
The Path to Success in Junior High School Entrance Exams: The Importance of Japanese Language and How to Work Together as Parent and Child.
中学受験ロードマップ
学年ごとのスケジュールはざっくりいうと以下になります。
入学前:たくさん遊ぶこと、楽しいことを増やすこと
何が楽しかったか、一緒に過ごす時間でどう楽しむか、食事のマナーや書き方、読み方、交通ルール等を親から教えたこと、周囲から学んだことを分けながら感じることです。親⇒周囲が成長するにつれて周囲⇒親になってきます。成長の喜びと、ちょっと遠くへ子どもが巣立つことを感じ始める機会がこれから増えてきます。
小1:小学校生活がスタート
いつ、どこで、何を学習するのかを親子で決めましょう。ランドセルや習い事のの整理整頓は特に、前日か、当日の朝かは決めておきましょう。ひらがな、カタカナを正確に書く訓練が大事です。
小2:周囲の世界が広がり始める
身近なことでは料理や掃除の手伝い(生活科の準備)、習い事で学んだこと自然を体験する機会を積極的につくるといいです。我が子の「記憶」に残ることです。ひらがな、カタカナは早く、正確にかけること。漢字は読書の音読などで、まずは読み慣れることです。体づくりや、睡眠時間をあるていど子ども自身に意識させる時期でもあります。
普段の生活…料理・洗濯・掃除・植物の水やり・ペットの世話など)
自然体験(キャンプ、釣り、船に乗る、山を歩く、雪で遊ぶ、農業体験を行う)
観察体験(森林浴、バードウォッチング、プラレタリウム、草花の観察、昆虫採集、河原で岩石さがし)
創作体験(クラフト体験、アート体験、プログラミングなどのワークショップに参加する)
小3:塾の選定
場所ならば、電車を使うか、駅近くか、オンラインか。大手進学塾か、地元の進学塾かの選択です。学年が上がるにつれて曜日や時間がかわります。塾ならば、弁当が必要かどうかも検討しましょう。2月から本格スタートする塾が多いので、それ以前に通う場合は塾慣れだと思い、習い事の一環としてリズムをつくることを前提に、通うことで過度の期待はしないことです。体力づくりも大切です。
通うべき候補の塾を調べる⇒塾の説明会に参加する⇒入塾テストを申込む
候補の塾は2つに絞ることです。体験学習ができるようであれば、利用しましょう。あっという間に1か月過ぎますので何個も体験することはよいことではありません。定員は聞いておきましょう。
小4:4教科の学習
中学受験は多くは算数・国語・理科・社会(場合によっては3教科)です。カリキュラムにのっとり各教科への取り組みを工夫改善してレベルアップしていきましょう。親子の協力関係を良好に保つことがポイントです。社会では都道府県名は漢字で書く。これは学習指導要領で決まっていますのですべて漢字で書くことをお勧めください。
学校案内の入手または学校ホームページの確認
塾での偏差値表の確認(母集団が高校受験大学受験とは違うことと、塾によっても母集団は変わります)
試験日程の確認地域によってどういう学校を受けている先輩が多いか
説明会の予約、参加し。足を運んでみる(親だけでも、イベントにしてもいいです)
学校説明会などのイベントに親子で参加する場合は、プラスして、水族館や美術館、博物館等に行く、おいしいものを食べるなど組み合わせると思い出づくりにもなります。
小5:最も学習進度が進む時期
塾によっては5年生でカリキュラムが終了する場合(小53月迄)と、小6の1学期(小67月)で終了する場合があります。受験頻出単元も多々出てきますので、我が子が家庭学習で量的、質的に自学が親子での対応が難しい場合は、基本だけ押さえて次に進むことです。子どもが自分でできる部分を増やしつつ、テスト直しを上手に利用しましょう。ここでの訓練が6年生につながります。
授業の内容が各教科難しくなり、「つまづき」を感じる子が増えてきます。宿題の量も増えるため、すべて終わらせようとすると時間が足りず苦しむことも多いです。その単元の理解するための学習にシフトさせ、「切り上げることもある」と心得ておかないと、我が子が苦しむことにもなります。
家庭学習の取捨選択を相談しながら子どもに決定させる。
一発でできた問題は繰り返し学習はしない、設問を読んでも理解できない問題はしないことです。ただし、不明点は、先生への質問に行くことをお勧めします。家庭学習のサイクルを守ることで注意することは週3回の塾が多いので、質問できる機会と行動は重要です。授業を受けてもわからない問題を聞く、記述はこれであっているのかを聞くような積み重ねが重要です。また、5年生の間に、志望校のラインナップは日程別にある程度決めておきましょう。4年生でも書きましたがスケジュールの合間を縫って、学校見学にも積極的に参加することです。「もし何校でも通っていいとするならばどの学校こがいい?」と聞いてみることです。
小6:通塾日が増える時期
自分で学習する時間や息抜きの確保は必要です。夏休み以降はどの塾でも総復習にあたります。
過去問の用意(実物大にコピーする家庭も多いです)
お弁当の準備(午前午後、午後夜)…塾での週末や講習、ゼミなどの想定
入試日程(出願期間、書類送付、試験日、発表日、入学手続き日)の確認
手元のお金の用意
塾:授業料、講習費用、模試費用
中学校:受験料、入学金、授業料、寄付金
これらを親子で(お金のルールは親側だけにすることも)共有することで、スムーズな準備が可能になります。特に「国語」の学びは早めに取り組むことで、読解力や記述力の伸びを実感できるはずです。
※個別指導や家庭教師は早めに手配しておくことです。小4、小5から始めている方も多いです。小6で追加する場合は、良い先生に出会える期待値は低く、自身のスケジュールと先生のスケジュールが合わない場合が多いので、探すのに苦労します。
【国語力向上の実践法】
- 学年に合わせた読書プラン
年齢や興味に応じて、読書を楽しみながら学びを深めます。 - 語彙力と記述力のトレーニング
記述式問題や作文の練習を取り入れることで、自分の言葉で説明する力を高めましょう。
【親子のチームワークで学びを楽しむ】
ロードマップが提案している「情報共有」の重要性を踏まえ、以下の方法を活用してみてください。
- 会話を通じた学びの共有: 子供の感想や考えを聞き、それを基に議論を広げる。
- 家庭内でのテーマ設定: 自然や文化をテーマにした内容で対話を促進。
中学受験成功への道:学年ごとに取り組むべきステップと国語の重要性
中学受験においては、国語力を鍛えることが基礎学力向上のカギとなります。以下では、学年ごとの具体的なスケジュールとともに、親子で効果的に取り組む方法をご紹介します。

【小学3年生】学習の土台づくり
- やること
- 読書や作文で語彙力を養う
- 計算や基本的な算数の理解を深める
- 塾や参考書の選定を始める
- ポイント
「勉強=楽しい」と感じられる環境づくりが大切です。
【小学4年生】受験準備のスタート
- やること
- 中学受験対応塾への入塾を検討
- 国語や算数の基礎を学び始める
- 生活リズムを整え、家庭学習の時間を確保
- ポイント
学習習慣を安定させる時期。親のサポートが重要です。
【小学5年生】本格的な受験勉強期
- やること
- 応用問題や記述式問題に挑戦
- 模擬試験を活用し、弱点を把握して克服
- 志望校についての情報収集を開始
- ポイント
この時期に成績が伸びる生徒が多いですが、基礎の積み上げを優先しましょう。
【小学6年生】“受験本番に向けたラストスパート”
- やること
- 夏休み以降は過去問演習を中心に取り組む
- 出願書類の準備と志望校の確定
- 苦手科目の最終確認
- 体調管理とメンタルケアも忘れずに
- ポイント
過去問→解答の見直し→分析のサイクルを徹底しましょう。
【親子で挑戦する国語力アップ法】
- 読書対話
読んだ本について子どもと対話し、物語のテーマやキャラクターの感情を話し合う。 - 文作練習
短いテーマを設定して一緒に作文を作り、表現力を磨く。
短歌や俳句でもいいですね。
まとめ
中学受験は「チーム」としての家族の協力が鍵となります。国語の学びを通じて、親子がよりよいコミュニケーションを築くきっかけにもなるでしょう。また、中学受験は長い道のりですが、学年ごとに適切な準備をすることで、大きな成果を得られます。親子で力を合わせ、計画的かつ楽しく取り組んでいきましょう。

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