【四科のまとめ】国語の取り組み方:得意な子どもと苦手な子ども別対策

【四科のまとめ】国語の取り組み方:得意な子どもと苦手な子ども別対策

国語の学習では、言語要素をしっかり理解し、効率的な復習方法を取り入れることが重要です。2月からの学習を推奨されていますが、実際は夏休みから始める家庭も多いです。今回はは、「国語が得意な子ども」と「国語が苦手な子ども」に分けた学習プランを紹介します。塾での課題として出されている場合はそのとおりにやるのが一番良いですが、難しい場合は取り組み方を改善してみましょう。今は個別最適化の時代です。
Summary of Four Subjects: Approaches to Japanese Language for Children Who Are Good at It and Those Who Struggle.

目次

得意な子向けの学習プラン

1周目:全問順番に解き進む

  • 手順:70ページから最後まで解き、間違えた問題に印をつける。
  • 目標:全問を夏休みまでに終了する。難易度が上がるごとに挑戦する姿勢で取り組む。

短歌俳句は読み物として、特に表現技法は「強調、整調」を意識した読み方を心がけさせてください。解釈文で強調している部分の線をひくと効果的です。

2周目:間違えた問題に集中

  • 手順:1周目で印をつけた問題だけを解き直す。
  • チェック:再び間違えたら別の印をつける。

1回でできたものはやらないことが時短につながります。

3周目:さらに重点復習

  • 手順:別の印をつけた問題だけを繰り返し解き、精度を高める。
  • 応用:間違えた問題は何だったかを思い出す時間を捻出することです。

苦手な子向けの学習プラン

1周目:A問題に集中

  • 手順:A問題だけを全問解く。間違えた問題に印をつける
  • 目標:夏休みまでに基礎力として固める。

無理せず、体系的に小さな成功体験を重ねる。まずはAだけ通しでやること。

2周目:A問題をおさらいした後にB問題

  • 手順:1周目のA問題をざっと復習。間違えた問題は二回目の印をつける。
    そしてB問題だけを解き進む。間違えた問題に1回目と同じ印をつける。
  • 目標:基本から少しずつ応用へ。

「ざっと」は見るだけでも構いません。単元名と間違えた記憶を呼び覚ますことが重要です。

3周目:ABをおさらいして入試問題へ挑戦

  • 手順:AとBを復習した後、入試レベルの問題にチャレンジ。
    A問題は2回の印がついた問題をやり、間違えた問題は3回目の印をつける
    B問題は1回の印がついた問題をやり、間違えた問題は2回目の印をつける
    入試問題にチャレンジを進める。間違えた問題に印をつける
  • チェック:復習を通じて苦手部分を減らし、自信を育む。

共通する取り組みポイント

  • 時間配分:1日○分を確保して集中できる環境を作る。(個人差があります)
  • 直しの重要性:自分の間違い傾向を知ることで、効率よく苦手意識を克服する。

まとめ

得意な子は時短で応用力を磨き、苦手な子は基礎を強固にすることで、学習効果を最大化できます。復習と直しの習慣を通じて、自信を育みながら、確実に実力を伸ばしましょう。

漢字や語句の直しは太字がお勧めです。大きく書くことで音読しながら書くと定着がしやすいです。書いた後思い出すことができるかどうかがポイントです。

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