楽しく覚えて学力アップする方法

楽しく覚えて学力アップする方法

憶力を高める工夫で、社会や国語の学びを効率的に深めましょう!今回は「高原野菜」や「三権分立」といった社会の重要語を例に、楽しく短期記憶を伸ばす方法をご紹介します。語呂合わせやリズムを活用し、視覚・聴覚・触覚を総動員するテクニックで、難関校突破にも役立つ記憶術を解説。お子さんに合った方法でアウトプット力を強化し、全教科の基礎となる国語力の向上も狙いましょう!
A method to learn and improve academic ability in a fun way.

目次

1. 全教科の基礎は「記憶のコツ」

テキストを見て、読んで、書く「視覚・聴覚・触覚」を使った基本的な記憶法です。テキストを見て、読んで、書く視覚、聴覚、触覚を使うことですね。視覚タイプ、聴覚タイプ、文字タイプの子どもにとって、どこか強い部分で理解し、他の感覚で補強します。進出単元は自分事として理解できるか棒暗記かにより定着度は異なります。難しい場合は棒暗記ですが、楽しく覚えると忘れません。

2. 重要語を一気に記憶!

たとえば

小4は文節「主語」「述語」「修飾語」「接続語」「独立後」

これらを文節に分けてりかいすることです。のちの単語(品詞)と区別できない子どもにはしたくないです。

小5以降は単語(品詞)「名詞」「動詞」「形容詞」「形容動詞」「副詞」「連体詞」「接続詞」「感動詞」「助詞」「助動詞」

これらが即答できることと、文節の中での役割が問われるので今どの品詞を学習しているか全体像を把握しながら学んでいる子どもと場当たり的に適当に答えている子どもでは得点は安定しません。

小6は特に助動詞18個

すべて暗記していれば、付属語だとわかれば助動詞と助詞の区別が簡単にできます。18個以外はすべて助詞なので気が付いた子どもは「秒でできる問題が増えると時短になるので次に進みやすい」と言ってくれます。

自立語の活用語尾との違いまでしっかりわかる子どもは品詞の識別に強いです。中学・高校に行っても国語の成績は安定します。何人もの教え子が大人になって状動詞の思い出話をしてくれます。

社会の場合」学年別記憶事項

「高原野菜」は買い物でや「三権分立」はニュースで確認、応用できます。以下を例に、語句をリズムよく覚えるテクニック、定着のコツも紹介しますので会話の中で実践してみてください。

小4~小5「高原野菜」

小4~小5の子どもでしたら、「高原野菜」がわかりやすいです。「レタス」「キャベツ」「白菜」これが即答できるといいですね。その次は定着です。「レタス」「キャベツ」「白菜」の順で3回繰り返す。できれば息は吸わないで一気に言う。形が葉っぱで丸くなり、柔らかいイメージを思いながら。高原の涼しいところで作ると美味しく食べられます。
促成栽培は「なす」「きゅうり」「ピーマン」。レベルがあがると抑制栽培や露地栽培や、ビニルハウス栽培、近郊農業、コールドチェーンなどと比較、関連づけができるようになります。

小6「三権分立」

まず、「立法」「行政」「司法」の3つを一気に口に出して言ってみましょう。一気に語句を並べて言うことで、リズムが生まれ、頭に残りやすくなります。
その次は定着です。「立法」「行政」「司法」の順で3回繰り返す。できれば息は吸わないことです。慣れてきたら、関連する5~10の語句を追加して、もう少し広げてみても良いですね。「国会=立法」「内閣=行政」「裁判所=司法」といった形で具体例も加えると、より実感が湧きます。さらに、語呂合わせを使うのもおすすめです。例えば、「立行司、立ち行く人(=立法、行政、司法)」といった覚え方で、視覚的にも印象を強くします。

これが図でざっとでいいので8割以上3分以内で書ければ秒で答えられる問題が増えます。知っている前提で出題されるので、覚えきれていない場合は難関校の合格は難しいですね。自分だけの覚え方を工夫して、学んだことを自然とアウトプットできるようにしていくのが理想的です。

3. 楽しく覚える!語呂合わせの活用法

ピンとこない場合は以下を参考にしてお子さんとちょっと楽しむ感覚で接してみてください。語呂合わせの特徴と視覚・感覚の補強方法 語呂合わせは、聞いたり話したりするだけでなく、具体的なイメージや感覚を伴うことでさらに記憶が強化されます。以下はその具体例とアプローチです:

  1. イメージを加える
    例えば「立行司、立ち行く人」という語呂合わせを覚える際、「立法」はペンを持つ国会議員、「行政」は書類を束ねる官僚、「司法」は法廷で裁判をする判事といった具体的なイメージを思い浮かべると、言葉がより鮮明になります。
  2. 動作を組み合わせる
    語句を口に出して言うだけでなく、指で語句をリズムよくなぞったり、対応する絵を描くことで覚えやすくなります。「高原野菜」の語呂合わせでは、レタスやキャベツの形を手で丸く描きながら言うと、視覚と触覚が連動します。
  3. 感覚の工夫
    例えば語呂合わせを歌のリズムに乗せることで、記憶が感覚的にも楽しいものに。曲に合わせて「レタス、キャベツ、白菜」と歌うことで、耳とリズム感覚が記憶に直結します。
  4. 自分だけの語呂合わせを創作する
    自分だけにピンとくる語呂合わせを作るのも効果的です。例えば、「促成栽培のなす、きゅうり、ピーマン」を覚えるときに、「なす急にピーマン」というフレーズにアレンジしてみると、語呂と視覚的イメージのリンクが強まります。

4. 自分だけの記憶法を見つける

お子さんに合った記憶術を工夫し、自然なアウトプットができる学び方を実現しましょう。思い出させるスキルとしてさっきの覚え方何だったっけ?と合間に挟んであげることです。スキルが高い教え手は子どもになるべく楽しく記憶に定着させる知識と技術をもっています。うまくいかない場合は逆手にとって覚えさせるというスキルもあります。

まとめ

記憶術を駆使すれば、社会の重要語や基礎学力を楽しく効率的に伸ばすことが可能です。「視覚・聴覚・触覚」を活用する基本的な方法から、国語では漢字や語句、社会は重要語の意味や役割「高原野菜」や「三権分立」といった具体例でのリズム記憶、さらに語呂合わせの応用まで幅広くご紹介しました。お子さん一人ひとりに合ったアプローチで記憶力を強化し、国語を土台とした全教科の学びを深めてみてください。挑戦を楽しむ姿勢が学びの鍵です!

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この記事を書いた人

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