新学年を迎えるにあたり、特に受験生の保護者の皆さんにとって、どの習い事を続けるべきか、どれを辞めるべきか、そしてどれを一時休止するかの判断は難しいところです。本記事では、新4年生・新5年生向けに、効率的に塾通いを進めるための習い事整理術をご紹介します。新6年生は学習補強を早めに検討しましょう!
How to organize lessons for new 4th and 5th graders.
続けるべき習い事
学習の補完やストレス解消に役立つ習い事は、続ける価値があります。学年が上がるごとに続けるか検討しましょう。
- スポーツや運動: 定期的な運動は体力を維持し、ストレスを軽減する効果があります。特に好きなスポーツがある場合は、続けることをおすすめします。
- 音楽や美術: 芸術活動は創造力を育み、リラックス効果もあります。週一回のレッスンで十分なので、続けることを検討してください。
続けるべき習い事についてどう接するかは理由も含めて説明する
例:「君が楽しんでいるサッカーは、運動が大事だから続けようと思うんだ。体力がつくし、ストレス解消にもなるからね。」
- 体力の維持: 運動は体力を維持し、健康的な生活を送るために必要です。
- ストレス解消: スポーツは受験勉強のストレスを軽減するのに役立ちます。
- モチベーション維持: 好きなことを続けることで、全体のモチベーションが高まります。
たとえばスイミングの場合、泳げるようになればきりがいいです。平泳ぎ、クロール、背泳ぎまででよいと思います。バタフライまでという方もいますが、選手コース等に選ばれた場合は、軸を塾にするかどうかで変わってきます。その場合は塾は個別や家庭教師を軸に生活・進路指導含めて利用するといいでしょう。
辞めるべき習い事
受験勉強に集中するために、負担が大きく、時間を多く取られる習い事は辞める決断が必要かもしれません。
- 頻繁な大会やイベントがある習い事: 大会やイベントに向けた準備が多い習い事は、勉強の妨げになることがあります。
- 遠方への移動が必要な習い事: 通うのに時間がかかる習い事は、勉強時間を削ってしまう可能性があります。
辞めるべき習い事についてどう接するかは理由も含めて説明する
例:「頻繁にイベントがあるスイミングは、勉強時間が減るから一旦辞めてみようか。受験が終わったらまたやろう。」
- 時間の確保: 勉強に集中するための時間を確保する必要があります。
- ストレス軽減: イベントの準備はストレスを増やす可能性があります。
- 目標達成: 受験という目標に向かって集中するための環境を整えることが重要です。
どうしても続ける場合は、「大会には出ない」、「遠方への移動時にも移動中に必ず勉強する」等の条件約束が必要です。本人が学校の体育程度で大丈夫といえば辞め時です。
受験終了までお休みする習い事
受験期間中に一時的にお休みすることで、勉強時間を確保する習い事も考慮しましょう。
- 新たなスキルを学ぶ習い事: 例えば、英会話やプログラミングなど、新しいスキルを学ぶ習い事は、受験が終わってから再開することを検討してみてください。
- 趣味的な活動: 将来的に再開しても問題ない趣味的な習い事は、一時的に休むことが有効です。
一時休止する習い事についてどう接するかは理由も含めて説明する
例:「英会話教室は受験が終わるまで少しお休みしようか。受験が終わったら、すぐに再開できるから安心してね。」
- 集中力の向上: 勉強に集中するため、他の習い事を一時的に休止することで集中力を高めます。
- 再開の安心感: 受験が終わった後に再開することで、安心して現在の勉強に専念できます。
- スケジュール管理: 短期的な目標に向かって、効率的なスケジュール管理を行うことができます。
ピアノ等の日々の鍛錬が必要な場合は受検1か月前までは続け、お休みし、気分転換程度に自宅で演奏、受験終了後再開することをお勧めしています。
まとめ
新4年生・新5年生の塾通いを効果的に進めるためには、習い事の整理が不可欠です。続けるべきもの、辞めるべきもの、そして一時休止するものを見極めることで、受験勉強に集中できる環境を整えましょう。上手に習い事を整理することで、お子さんの成績向上とバランスの取れた生活をサポートできます。
起床時間と就寝時間は一定に。特に起床時間は体調が悪いとき以外は固定し、朝のルーティーンをつくりましょう。漢字や計算、読書や昨日勉強したことをざっと思い出す等がよいと思います。カレンダー等で「見える化」しておくといいでしょう。
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