中学受験を目指すお子さまと一緒に、魚の種類や特徴について楽しく学びませんか?鮭やニシンと卵の関係、そして赤身魚と白身魚の違いをわかりやすく解説します!違い、対比の考え方の訓練になります。
Salmon and herring, the secrets of eggs & learn the difference between red and white fish!
鮭とニシンの親子関係:卵の秘密
鮭の卵は「イクラ」、ニシンの卵は「数の子」として親しまれています。どちらも豊富な栄養を持ち、特に数の子はお正月料理として縁起物です。カズノコの親の魚は何?と聞かれて答えられるようにしておくことが生活でも受験にも役立ちます。知識や語彙として大切にしたいものです。
サケ=イクラ、タラ=たらこ、ニシン=カズノコは知識として、中学受験では4年生のうちにしっかりと区別がつけられるようにしましょう。
赤身魚と白身魚:何が違う?
赤身魚(例:マグロ)はミオグロビンが多く、長時間泳ぐ回遊魚に多いです。一方、白身魚(例:ヒラメ)は瞬発力が必要な筋肉を持ちます。
赤身魚 マグロ(クロマグロ、キハダマグロ)、カツオ、ブリ、アジ、サバ、イワシ、サンマ
白身魚 タイ(マダイ)、ヒラメ、カレイ、タラ、フグ、スズキ、アナゴ
青身魚って?
青身魚というのは魚体が青く輝くことからそう呼ばれていて、実は魚種によって赤身か白身に分類されます。よく青魚といわれている、もしくは白身魚だと思いがちなアジやイワシ、カンパチ、サバ、サンマなども赤身魚に分類されます。
中学受験では漁業で学習する代表的な魚は覚えておくと、より身近に感じます。
食べることで知る魚の特徴
赤身魚は濃厚な味わいで鉄分が豊富、白身魚は淡泊で消化が良いです。栄養や味わいの違いを楽しみながら学びましょう。鮭やニシン、赤身魚と白身魚にはそれぞれユニークな特徴があります。食卓で話題にすることで、楽しく知識を深めていただければ幸いです。
豆知識
■マグロは死ぬまで泳ぎ続ける赤身魚。
マグロは泳ぎながら口に海水を入れ、それをエラでろ過して呼吸するため、泳ぎを止めると生存ができません。また、カツオも長距離を回遊し続ける赤身魚の代表例です。これらの魚は持久力に優れた遅筋(赤筋)が発達しています。生物の筋肉を構成する筋繊維には、赤筋(遅筋)と白筋(速筋)の2種類があり、これは、ミオグロビンという赤色の色素タンパク質を多く含むかどうかで分けられます。
■ミオグロビンとは?
筋肉に酸素を多く供給する働きがあるため、ミオグロビンが多い赤筋は持久力に富み、その逆に白筋は瞬発力に富むという性質を持ちます。長距離を泳ぎ続けるマグロやカツオのように、持久力が必要な魚には赤身のものが多く、反対に近海魚であるタイや海底でじっとしているヒラメやカレイといった魚に白身のものが多いのは、生態による筋肉の違いと言えます。
■ヒラメとカレイの違い
「左ヒラメに右カレイ」と言われますが、子どもに実際に体験させたことはありますか?
もし話題にしたことがなければ実際に見てみましょう!(子どもにもやってみてください。)
「左ヒラメに右カレイ」とは目の位置のことですので、自分に見やすいように置いたとき、目が右側か左側かで判断します。この場合は左ですのでヒラメですね。
■干しか
干鰯(ほしか)とは、イワシを乾燥させて製造した有機質肥料の一種です。海に囲まれた日本では古くから魚肥は使用されており、江戸時代には大量に使用されていました。有機肥料として速効性があり、化学肥料が普及されるまで農業生産力の上昇に大きな影響を与えました。
農業を兼業していた漁民が余った魚類、特に当時の日本近海で獲れる代表的な魚であった鰯を乾燥させ、肥料として農地に播いたのですね。社会の歴史農業で学習しますが、ちょっと詳しく説明してくれる先生に出会えるといいですね。
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