突然ですが、クイズです。初見の漢字の覚え方にもつながりますので、ちょっとお付き合いください。
Quizzes that parents and children can enjoy and how to hone their ideas.
10円玉と鉛筆と紙を用意してください。
紙は1枚、鉛筆1本で構いません。(なければ頭の中で用意してください。)
それではスタートします。
【クイズ】
①用意した10円玉を30秒間眺めてください。(表裏よく観察してください。)
②眺め終えたら30秒以内にできるだけ正確に10円玉を書いてください。
それではタイマーかストップウォッチで30秒図りましょう。
スタートです!
書けましたでしょうか?
では、実際の10円玉と比べてみましょう。
表面、裏面、どちらを書きましたか?
過去にいろいろな書き方をする方々がいました。
一般的な答え方
・〇を描いて10円と書く
・〇を描いて10円の模様まで書く
裏面は「平等院鳳凰堂」の絵なので描く人はほとんどいません。これが普通でしょう。
ただし、「できるだけ正確に」とあります。
これらを30秒見ただけで30秒で書くという時間制限には限界があります。
その中で、最も正確な方法は10円玉の上に紙を載せて鉛筆でこする。
これは超正確ですね!中には、表裏両方やる子どももいました。
また、10円玉を縦からみて細長い「長方形」を書くというのもありです。
自分の思い込みから、いろいろな切り口があることを「認知」することができます。
■知識を知恵にする
10円玉から、「平等院鳳凰堂」と「藤原頼通(藤原道長の長男)」、「摂関政治」をセットで覚えてくと歴史がより身近に感じられ、楽しくなります。
家族でちょっとしたコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。
漢字練習に応用してみると
①漢字の全体像をよく見る
②漢字をパーツに分けてよく見る…「へん・つくり・かんむり・あし・たれ・にょう・かまえ」
③いったんばらばらにして組み直す
④筆順を思い出す
⑤音読み、訓読み、例文付きで音読する(ブツブツでもOKです)
⑥実際に書く
やみくもに書いているだけで漢字テストの得点が伸びない場合は書くまでの覚えるフォームを意識しましょう。テスト後の直しも①~⑥のどこを使うとよいかを同様に探りましょう。
学習相談はコチラをご覧ください。→IN国語教育研究室
学習関連グッズは#楽天ROOMに載せてますをよろしければご利用ください。
コメント