国語の勉強時間がなかなかとれないという悩みはありませんか?中学入試において、算数と国語の入試配点が同じ学校は多いです。まずは時間の確保、次に、内容への取り組み方、最後に学習環境について何か改善ができないかのヒントがあれば幸いです。5 tips for children who are not good at Japanese.
・何となく得点ができるので、それ以上取れる努力をしない
・他の教科に時間を取られて、学習しているのは漢字や知識、あとは塾の授業
・国語の勉強内容を分解し、取り組み方の基本軸が弱い
以下で、見直すポイントを挙げますのでどれかを強化するべきか、対策を講じるといいでしょう。
他の教科にも良い影響をもたらします。
①漢字を覚える
毎日少しずつ漢字を書き続けることで、無理なく覚えることができます。飽きないように、好きなキャラクターのノートやペンを使うと良いでしょう!(一番いいのは、勉強専用の地味な「書きやすいもの」なので徐々に取り替えることです。)
②読解力を高める
問題文や新聞記事を読んで、内容を要約する練習をしましょう。要約することで、重要な情報を見極める力がつきます。最初は「ざっくりどんな話だったか」を聞いて説明を聞くだけでも構いません。まとめようとする行動こそが、考え、もどかしくも答えようと発する会話からはじまります。短い言葉で答えてきたら、「どうしてそう思ったか」、「主語と述語で一文でいいってみて?」など質問し直しをするといいでしょう。
③文法を楽しく学ぶ
文法クイズやゲームを取り入れることで、楽しみながら文法のルールを学びましょう。例えば、家族で文法クイズ大会などを開くと、自然に学習が進みます。問題を解くこと自体が楽しいと思えることです。
例えば、助動詞の問題。パターンを覚える前に助動詞を18個丸暗記すると、文法への取り組み方が変わってきます。自信を持つことができます。(助動詞であるということは認識できている状態をつくっているため、将来的に中学校に進学したら、用言や助動詞の活用、古文にも通用します。)
④語彙力を強化する
新しい漢字・語句を覚えるときに、その漢字・語句を使った例文を作ってみましょう。実際に使うことで、漢字・語句の意味がしっかりと理解できます。苦手な子どもほど、例文をつくらないことが多いです。問題集に載っていても、「テストに出ないからやっても意味がない」というようになる子どもが多いです。簡単な例文で「字数感覚」も身につくので記述問題に応用が効きますので私は書かせる派です。1問5分でも、100回やれば500分の文作訓練になります。
⑤学習環境を整える
集中できる場所で勉強することで、学習効率がアップします。お気に入りの場所や静かな部屋で学習時間を確保しましょう。テーブル学習、勉強や、自習室、BGM(消音として)、温度、湿度等は配慮するといいでしょう。
集中できない場合は主に2つ対処するといいです
1.聴覚(音)の場合は耳栓やBGMで消音する
BGMは音が出る方向に向けて音楽を流すことです。子どもが聞こえるか聞こえないかの音量にし、集中すると、BGMが聞こえなくなることが体感できれば成功です。他の家族とくに兄弟姉妹がそこにいる場合は、BGMが流れたら、邪魔してはいけない、協力しないといけないというサインにもなります。
2.視覚の場合は仕切る
■まとめ
普段の子どもの国語の学習を見直すことです。全部ではなく、気になる部分を一緒に探し、子どもの国語学習への取り組み方をちょっと変えてみましょう。
①漢字を覚える…練習時間、書き方、小テスト、直し
②読解力を高める…読書、問題集の問題文(何分かかったか)、新聞記事等
③文法・語句を楽しく学ぶ…文節、単語、品詞の識別
④語彙力を強化する…例文をつくることで、自分の言葉で言い換える
⑤学習環境を整える(時間と場所)…集中持続時間、集中力が切れそうになるタイミング、復活するまでの行動
国語が苦手な場合は、まずは毎朝、①を取り組み続けると効果があがります。「朝学習」で、漢字練習だけは10分でも毎日やるといいです。継続が厳しそうな場合は、昨日やったものを見るという代替行動で時短するなど約束や、アドバイスしてみてください。
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