子どもを叱ることは、親として避けられない大切な役割です。しかし、感情に任せて叱ると、子どもに恐怖や不安を与え、効果的な教育にはなりません。今回は、「感情に流されずに子どもを上手に叱るための5つのヒント」を紹介します。Don’t let your emotions get the best of you! 5 tips for scolding a child well.
具体的な行動に焦点を当てて指摘する
子どもの行動を具体的に指摘することで、何が悪かったのかを明確に伝えます。これにより、子どもは自分の行動を理解し、改善することができます。
以下の例でどこに焦点が当たっているか考えてみてください。
親: 「太郎、ちょっと話せるかな?」
太郎: 「うん、どうしたの?」
親: 「さっき、宿題をしないでゲームをしていたよね。宿題をしないと、明日の授業で困ることになるよ。」
太郎: 「うん、わかった。でも、ゲームが楽しくて…」
親: 「ゲームが楽しいのはわかるよ。でも、宿題を先に終わらせてから遊ぶと、もっと安心して楽しめるよ。宿題を終わらせるために、どうしたらいいと思う?」
太郎: 「うーん、先に宿題をやる時間を決めるとか?」
親: 「それはいいアイデアだね。じゃあ、今日は題を終わらせてからゲームをしようか。終わったら一緒に遊ぼう。」
太郎: 「うん、わかった。やってみる!」
ほんのちょっとの声掛けですが、子どもに肯定感をあたえながら叱っている例です。
冷静な声のトーンでゆっくり話す
感情的にならず、冷静な声のトーンで話すことが大切です。大声で怒鳴ると、子どもは恐怖を感じてしまい、叱られている内容が伝わりにくくなります。
普段より、ゆっくり子どもの目をみて話すことを心がけると効果的です。何人もの保護者が大事な時にこれはうまくいったと言ってくれます。
叱る前に一度深呼吸する
感情が高ぶっているときは、一度深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。冷静な状態で叱ることで、子どもに対しても適切な対応ができます。深呼吸は自分の型をつくるようにしましょう。
深呼吸するときに「手の状態はどうするか?」、「呼吸はまずは吸う?吐く?」「目は開けるか?、閉じるか?」など)
必ずポジティブなフィードバックも
叱るだけでなく、良い行動をしたときには必ず褒めることも忘れずに行いましょう。これにより、子どもは自信を持ち、良い行動を続ける意欲が湧きます。
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時間を置いてから叱ることで冷静さを保つ
すぐに叱るのではなく、時間を置いてから叱ることで冷静さを保つことができます。感情が高ぶっているときに叱ると、感情的な言葉が出てしまうことがあります。
感情になるときは親だってあります。叱る→怒るですね。そんな時は冷静になりましょう。1.~3.を頭の中でいったん整理する時間は専門家により若干異なりますが、心の中で3~6秒は数えてから叱る行動に移りましょう。
怒ると叱るの違い
このように、怒ることと叱ることは目的や方法が異なります。子どもや他人に対して適切に対応するためには、感情に任せず、冷静に叱ることが大切です。
まとめ
これらのヒントを実践することで、感情に任せず、子どもを上手に叱ることができるでしょう。論理的思考力を育むことにもつながります。子どもの成長をサポートするために、ぜひ参考にしてみてください。日々の積み重ねですので、怒る時も叱る時もあるでしょう。親自身も子育てで成長するという観点も時々思い出すといいです。
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