スマホに子守をさせないで

スマホに子守をさせないで

スマホは便利なツールですが、中学受験を控えた子どもにとっては学習の妨げとなる場合があります。今回はスマホ依存を防ぐ方法を解説しています。スマホの正しい使い方やルール設定、子どもが自発的に勉強できる環境を整えるための具体的なアドバイスやグッズも紹介していますので最後まで読んでもらえれば幸いです。
Don’t let your phone babysit.

目次

1. スマホ依存が生む「学力低下」の危険性

今年、スマートフォン(スマホ)の普及により、多くの子どもがスマホを日常的に使っています。便利な道具ではありますが、特に中学受験を控えた子どもにとっては、学力低下のリスクが高まることを親として改めて理解する必要があります。スマホに長時間依存してしまうと、集中力が低下し、学校の勉強や受験勉強に影響を及ぼします。例えば、ゲームやSNSに没頭することで、勉強の時間が短くなったり、計画どおりにができなくなることが多いです。

「ゲーム(スマホ)やめて、勉強しなさい!」

今やめようと思ったのに!」

あるあるではないでしょうか。

特に、中学受験は国語や算数、科学、社会といった多様な科目をバランスよく勉強する必要がありますが、スマホの使い過ぎはそのバランスを当然崩しているです。目先の楽しさに流され、重要な時間を無駄にしてしまうことで、将来的な進路にも大きな影響を考える可能性があることを指摘はしましょう。無駄でないと言われたら、今ではないと言い返すと効果的です。さらに食い下がってきたら、成長を感じるくらいの心の余裕は持ちましょう。心の余裕、この安心感が、子どもの自主的な学習習慣を支え、結果的に受験成功へ道を切り開くのです。 さらに、親とのコミュニケーションは勉強に対する意識が大事、スマホに頼らず自らの意思で勉強に取り組む姿勢を持つこともできます。スマホに子守をさせるのではなく、親もスマホも共に学び成長するサポーターであるくらいの感覚でいましょう。

2. 親の役割:子どもとのコミュニケーションの重要性

スマホが便利なツールであることは間違いはありません。それは危険な考え方です。 特に中学受験を控える時期には、親が子どもと一緒に過ごす時間や、直接的なコミュニケーションが非常に重要です。スマホに頼るのではなく、親が子どもへの声掛けを積極的に取り組むことで、子どもの真剣な学習やモチベーションが向上することに役立ちます。

例えば、親が日常的に子どもの学習進捗を確認したり、読書や家庭学習に一緒に取り組みたりすることで、子どもは安心感を得ます。一緒に行動するという意味では映画を観るやお出かけするでも同じです。この安心感が、自主的な学習習慣を支え、結果的に受験成功へ道を切り開くのです。 さらに、親とのコミュニケーションの積み重ねは子ども自身が勉強に対する意識が大事、スマホに頼らず自らの意思で勉強に取り組む姿勢を持つことができます。子守をさせるのではなく、共に学び成長するサポーターであることを忘れないでください。

一昔前はスマホがない時代は、マンガ、テレビ・ラジオ等に夢中になる子どもが多かったですが、スマホではたいていのことがいつでもできます。「子守」の意味を「コミュニケーション」と考えて頂ければ幸いです。

3. スマホの正しい使い方:制限とルールを

スマホを完全に使わないのは現実的ではありません。勉強時間をしっかり管理し、ゲームやSNSにかかる時間を制限するなど、明確なルールを設定することが重要です

また、親がルールを一方的に決めるのではなく、子どもと一緒にルールを決めることがポイントです。 これにより、子どもは自らルールを守る責任感を持つようになり、スマホを正しく活用できる例えば、「スマホの使用は勉強が終わった後の1時間だけ」「勉強の合間に10分だけ使う」といった具体的なルールを疎かにすることで、スマホ依存を避けつつ、効率的な学びを得ることができます。

ゲームの場合は時間の切れ目が難しいです。きりが悪いところで終わらせて気になってしまったり、機嫌が悪くなることは多いと思います。終了目安時間は決めた時間の前後5~10分はOK等ルール決めることをお勧めします。トータルでは変わらないことを説明すると早めに終わらせることもできるようになります。

さらに、調べ物をスマホする際も、必要な情報にアクセスするだけでなく、それを活用して教訓学習法を親が指導することも重要です。それで、子どもは自らの学習を管理し、効率よく勉強に取り組む姿勢を

一番多い相談はLINE等の既読や返信をしなければならない場合があるのでスマホのチェックが気になるということです。今のところ一番いい方法は「親の責任にしてスマホを見られないのでへんしんできない。ごめんね」と謝るくらいで切り返すよう、当事者以外の親を切り札にすることで子どもに言い訳ができます。

まとめ

スマホは子どもにとって非常に魅力的な道具ですが、親としてはその使い方に細心の注意を払う必要があります。 特に中学受験を控えたこの時期は、スマホに子守をさせるのではなく、親が積極的です実際に関わって、適切な学習環境を整えることが大切です。親子でルールを決め、スマホを学習の道具として上手に使いこなしながら、受験に向けた準備を進めていきましょう。

■オススメスマホ管理グッズ

用途により持ち運ぶか、まとめるか、個々に状況によって取り出せるかいろいろありますので一家にひとつあるといいかもしれません。




スマホの上手な使い方は改めて、別の機会で紹介します。

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