学校に行きたくない!という場合は誰しもありますね。ある程度病気以外で学校を休むと不登校という言い方に認識がかわります。どのような対処ができるか、家庭の方針としてどう子どもと向き合うか、その場合の選択肢はどういうものがあるか、ある程度の知識は持っておきましょう。困った場合は外部に相談することをお勧めします。キーワードは「大丈夫、きっとうまくいく」です。
学校見学や文化祭見学で在校生や先生の雰囲気を見ておくことは大切です。私国立中に入学すると、さらに努力し、進学する意味や価値を思い、将来の選択肢を増やすことができます。高校受験がない分、自由な時間が増える。大学進学に直結し、よき友人や先生に出会える等、時間とお金をかけて通ってもメリットが非常に大きいですね。
しかし、万が一、子どもが「学校が嫌」「行きたくない」と言い出したらどうしますか。
たいていの場合は、話を聞き、数日休んだらもち直ることがほとんどですが、どうしても行きたくないという場合、相談先はあまりないかもしれません。
もし、我が子が直面した場合はまずは学校の先生や信頼のある方に時間をとってもらい、相談しましょう。
①義務教育期間:小中学生の場合
中学受験の勉強を経験していればペースメークができる子もいます。難しい場合は以下の選択肢があります。
・フリースクール
「第二の居場所」とも言われ、その子にとっては様々です。民間運営の場合は子どもにあった施設を選ぶことです。
・教育支援センター
「適応指導教室」ともいいます。市町村の教育機関が学習機会を確保します。学校復帰や社会的な自立を目指す活動や、カウンセリングや保護者相談をしてくれます。
・行内教育支援センター
「スペシャルサポートルーム」ともいいます。「教室に入りにくい」と感じている子どもを守り、個性に合った成長ができるように支援していく場所です。学校生活をサポートします。
・中学編入
個人的に過去に1件だけ相談を受け、紹介したことがあります。
・高校入試
高校入試でリベンジし直したいという場合に相談をもらうことがあります。よほどの事情でない限りは個人的には賛成しません。
埼玉県教育委員会の場合を参考にしてください→~学校に行けないことをひとりで悩まないで~
②高校生の場合
中学受験もしくは高校受験を経験しているので、塾や予備校に行くとペースメークができる子もいます。中学から私立生コースの塾に行っている場合は勉強内容が学校にあっているか確認しましょう。どうしても高校生活になじめないという場合は小中学校とは違い、以下の選択肢があります。
・通信制高校
学校教育法で高等学校と定められている学校です。一定の条件を満たせば高校卒業資格を取得できます。
・サポート校
勉強やそれ以外の相談にも乗ってくれる存在。運営母体によって、進学や職業体験コース等、選ぶことができます。
・パレットスクール
自分のペースで学習ができ、基本4年間で卒業します。
都道府県によって異なるので、お住まいの役所や在籍する学校の先生に相談しましょう。
・編入試験
募集がない学校が多いですが、若干名の場合は試験を受けることも検討できます。
・高卒認定制度
正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」といいます。満16歳以上で年2回実施していますので、科目合格を目指して複数回受験するといいです。親子で孤独になりやすいので、外部機関と相談しながら進めるといいでしょう。
文部科学省のHPはコチラ→高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)その前後で、大学入試や専門学校に向けてオープンスクール等の準備をします。(学年や学習状況により異なります。)
多くのご家庭にはほとんど関係がないと思いますが、もし、我が子が、知り合いの子が困っているということがあれば、選択肢があることは知っておくといいでしょう。
もう一度言いますが、学校見学や文化祭見学で在校生や先生の雰囲気を見ておくことは大切です。時間がない場合は校門まででもみておくといいでしょう。
忙しくも楽しい学校生活が送れますように。
がんばれ!受験生!
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