パワハラ上司と放任上司への対応で自分を守る意味:ハラスメントの種類を学ぶ

パワハラ上司と放任上司への対応で自分を守る

職場の人間関係において、近年話題になっているパワーハラスメント。最近は「放任上司」といってパワハラ上司になるのが嫌なので適切な指導や注意をあえてせずに副次的に発生した言葉も出てきています。これは会社だけでなく、学校でもどこでも起こり得ている日常です。使い方を間違えないように子どもと一度人と距離間をとる意味を話し合いましょう。
​Protect yourself by dealing with power harassment bosses and laissez-faire bosses.

目次

1.パワハラ上司

​​【定義】職場において権力や地位を利用して部下に対し、暴言、無視、過度な指示、身体的・精神的な嫌がらせなどを行う上司のことを指します。​

これにより、部下の精神的・身体的健康が損なわれ、職場環境が悪化することがあります。

時代とともに、適性な価値観が変わってきます。

【対策】

・記録を取る: パワハラを受けたと感じた場合、日時や内容、証拠となるメールやメッセージなどを詳細に記録しておくことが重要です。

・信頼できる人に相談する: 同僚や友人、または社内の信頼できる人物(人事担当者や上司の上司)に相談し、サポートを受ける。

・正式な手続きを取る: 会社のハラスメント対策窓口や労働組合に報告し、必要であれば法的手段も検討する。

・メンタルケア: 心理的なストレスが大きい場合、専門家(カウンセラーやメンタルヘルスの専門家)に相談し、サポートを受ける。

2.放任上司

​【定義】部下に対する指示やサポートが不足している上司のことを指します。

部下が困っているときや、適切なフィードバックが必要な場面でも、適切な対応をせずに放置することが特徴です。

パワハラと言われるのに過敏になり、あえて指摘しないということです。

これにより、部下は自律的に仕事を進める一方で、必要な支援が得られず、成長や職場での達成感が阻害されたり、孤独感が負担になることがあります。

【対策】

・コミュニケーションを積極的に取る: 放任されていると感じた場合、上司に対して自分の状況や必要なサポートについて具体的に伝える努力をする。

・自己管理: 放任上司の下では、自分自身で目標を設定し、タスクを管理する能力が重要です。
      自己管理能力を高め、自己成長を促す。

・フィードバックを求める: 定期的に上司にフィードバックを求めることで、適切なサポートを受けやすくなります。

・他のリソースを活用する: 上司が提供するサポートが不足している場合、同僚や他の上司、外部の専門家からアドバイスやサポートを得ることも有効です。

どちらのタイプの上司にも共通して言えることは、早期に対策を講じることで、職場環境の改善や自分自身の成長に繋げることができるという点です。

これは会社や学校、習い事等、どこでも人間関係(上下関係)がある限り、摩擦や衝突は多かれ少なかれ起こります。過敏になる必要はありませんが、根は深いと思います。負担が大きいときは無理をしないことです。

子どもから大人まで、壊れるまで勉強する。

壊れるまで運動する。

壊れるまで仕事をする。

自分のことは自分で判断できないことが時にはあるかもしれません。

しかし、自分自身の棚卸しは必要です。

人により、「これ以上踏み込まれたら嫌だ」という距離感を取ることがポイントです。

9月の子どもの学習が始まったら、改めて、親子のルーティンを一度、確認しましょう。模試や学校見学のイベントはやる気を促進させるため。例えば、学校見学で家族で出かけたらこの学校に行くのは嫌だと子どもが感じたら、そう感じたこと自体が「学び」「選択肢から保留・除外する」ととらえましょう。

ハラスメントの類義語は増えていきます。

ハラスメントの種類をいくつ言えるでしょうか。

子どもが将来直面することでもあるので、言葉自体とその意味は親子で簡単に押さえておきましょう。

類義語、派生語の勉強にもなります。

パワーハラスメント(パワハラ)、セクシュアルハラスメント(セクハラ)、アルコールハラスメント(アルハラ)、マタニティハラスメント(マタハラ)、スモークハラスメント(スモハラ)、エイジハラスメント(エイハラ)、アカデミックハラスメント(アカハラ)等など、これからも言語化されていなかったものが言語化されていくでしょう。

■人間関係の描写の読み取り
・人間関係の距離、グループを上手に文字化しています。
・東大(赤門)見学のシーンは刺激になります。東大赤門キャンパスは一度行くといいです。学食は誰でも入れます。
以前、豊島岡女子中学で出題されたと紹介しましたが、改めてお勧めします。(本屋大賞受賞作なので、既にお持ちの方も多いと思います。)


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