いじめの兆候を見逃さないためのポイントや、子どもが友人関係で困ったときの対処法を紹介します。親としてのサポート方法や、専門機関への相談先も。どの順番で相談するかという準備だけはしておきましょう。
1.いじめの兆候を見逃さないためのポイント
子どもがいじめに遭っている兆候を早期に察知するためには、日常的なコミュニケーションが重要です。
例えば、急に学校に行きたがらなくなったり、持ち物が壊れていたりする場合は注意が必要です。
また、子どもの行動や態度の変化にも敏感になり、些細な違和感も見逃さないように心掛けましょう。
状況を発見したら「どうしたの?」から始めてみましょう。
杞憂ならばいいですが、もしトラブルならば、以下は子どもの目をみてゆっくり聞いてください。
何が起きたか。
今どういう状況か。
トラブルと認識しているか。
子ども同士で解決したのか。
既に解決していたらどういう解決をしたのか。
もやもやがまだ残っているのか。
解決してほしい要望はあるか。
聞いてほしいだけで問題はないのか。
親がきちんと聞いてあげることで子どもは安心します。
2.友人関係で困ったときの対処法
子どもが友人関係でトラブルを抱えた場合、まずは話をよく聞いてあげることが大切です。
子ども自身の気持ちや意見を尊重しながら、具体的な解決策を一緒に考えましょう。
また、子どもに自信を持たせるために、自己肯定感を高めるサポートをすることも重要です。
「あなたはどう思う?」と問いかけたり、「その気持ちはとても大切だね」と共感を示したりすることです。
家庭、学校、塾、習い事等、世界が広くなっていくほど友人関係やその人との距離感をどうとるか。
親の過去の経験や現在の経験を踏まえて話す前に、まずは話をよく聞いてあげることが大切です。
3.親としてのサポート方法と専門機関への相談
親としてできるサポートは、子どもが安心して話せる環境を作ることです。
いじめや友人関係のトラブルは子どもにとって大きなストレスとなるため、心理的なサポートが欠かせません。
また、必要に応じて学校のカウンセラーや地域の専門機関に相談する準備もしておきましょう。
親同士がトラブルを解決しなければならない場合に発展することもあります。
状況の軽さや重さによって異なりますが、どちらも冷静に、丁寧に第三者のサポートも得ながら進めましょう。
相談先のリストを事前に用意し、迅速に対応できるようにしておくことが大切です。
人間関係で困ったり、トラブルになることは誰にでもあることです。親としてまずは子どもの話をしっかり聞く、親も困ったら、相談窓口を作っておくという心の準備はしておきましょう。
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