暗記ものとして定着したものが深まる瞬間、老若男女嬉しいことですね。暗記したことを理由や他の事象と関連付けて覚えること。一歩知的好奇心を深めるコツです。どこかの授業で誰かが何かを一つはしてくれていると思います。 You can say the best 3 big rivers in Japan, but have you ever wondered “why”?
授業や勉強時間があっという間の体験
日本の大きな川ベスト3は言えても「なぜか」
身近にこれを楽しく言える国語や社会の先生がいたら、尊敬していいと思います。
子どもの体感で「あっ」という間に授業時間が過ぎていると思います。
河川の長さのトップ3は信濃川、利根川、石狩川
流域面積の大きさトップ3は利根川、石狩川、信濃川
覚えろ!と言われますが、ほとんどの中学受験生はしっかり答えられる基本中の基本です。
論理的に思考する(仮説力)をたてられるか、誰かがどこかで触れるか子どもが自問自答で解決するかです。
どうしてこの3つの川がトップ3なのか考えたことはあるでしょうか?
この3つの川は日本を東西2つに分けるとざっくり分けると東日本にあります。
理由は山の高さ。
東日本の山は西日本の山に比べ、総じて標高が高い。
東日本には2,000メートル級以上の山がたくさんあります。
源流が山深くにあればあるほど、その分、海に行くまでの川の長さが閃(ひらめ)きますね。
また、陸地の幅が大きいことでも流域が広くなり、大きな川になりやすいですね。
例えば、利根川と関東平野がセットになります。利根川が「坂東太郎」という愛称も、関東のことを「坂東」といい、そこで一番大きな川という意味。すなわち、日本の川の中でも長男にあたるとして、昔、長男によくつけられた名である「太郎」という言葉で表されました。「筑紫次郎」「四国三郎」等も合わせて学んでいる子どもも多いでしょう。
このあたりを上手に説明できる周りの大人がいると、よい環境に恵まれていると思います。
賢い子はさらに平野と農業小学4年生のうちに、そして歴史との関連づけ、公民でのつながりが整います。
最低限、都道府県名は漢字で小学4年生までに場所と一緒に読み書きできるようにしましょう。
5年生以降は「一級河川」、「大河ドラマ」の読み書きは当然できるようにしておきたいです。
※ちなみに大きな川のことを「河」と書く場合があります。
中国の「黄河」は瀬戸内海並みの川幅だと言うと、理解が深まります。
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