ライト兄弟の知識をちょっと深め、記憶を定着・進化させていく

ライト兄弟の知識をちょっと深め、記憶を定着・進化させていく

ライト兄弟は、飛行機の発明で知られるオーヴィル・ライトとウィルバー・ライトの兄弟です。1903年12月17日、ノースカロライナ州キティホークで世界初の有人動力飛行に成功しました。彼らは自転車修理工としての経験を活かし、飛行機の設計と製作に取り組みました。兄弟のどっちが先に飛んだのでしょうか?

ライト兄弟が世界で初めて飛行機を飛ばしたのは1903年は有名ですね。

目次

ちょっと視点を変えて記憶を定着させるための紐づけを考えてみましょう

有人動力飛行の飛距離は「12秒間、37メートル」

びっくりする子どもも多いと思います。

「歩いたほうが早いじゃん」

そうかもしれませんね。

ちなみに初めて飛んだのは「弟」の方です。

数回実験され、兄も含めてその日は結果260メートルの飛行に成功したということです。

どうでもいいことですが、ちょっと楽しく学ぶための紐づけの一つです。

第一次世界大戦で新兵器として「飛行機」が使われ始めたことは何となく理解が進みます。

ここでも「ちなみに」があり連鎖していきます。

この時に飛行機から落としたものは「レンガ」。

最初は建物を壊したり、兵隊が進むのを防いだりするために使われたようです。

飛行機が変化して戦闘機として「機銃」やがて、「爆弾」になったわけです。

いろいろなものが紐づけられていくと興味が湧いたり、苦手意識への抵抗感が少なくなってきます。

日本で言うと、日清戦争、八幡製鉄所、日英同盟、ライト兄弟、日露戦争、殖産興業、富国強兵といったところにさらに結びつけられるといいですね。

その時代の文化や文章に触れた場合の時代背景がわかったうえで論理的思考力を存分に発揮できたら最強です。小説「八甲田山死の彷徨」(はっこうださんしのほうこう)は大人の教養として中学に進学したら読んでおくといいと思います。ライト兄弟の偉業と同じ頃に発生した事件(1902年八甲田山雪中行軍遭難事件)をもとに書かれた浅田次郎の小説で、「生死の判断」が印象に残りました。冬山の恐怖、組織のあり方が問われる事例です。

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