夏休みは受験勉強の天王山とも言われています。多くの塾で今までに学んだことを総復習する(既習なのでレベルは上がっている)時期です。2学期の模試をうけ、判定から志望校の過去問題集との効率を見ながら対策する時期に直結します。家族旅行をするしないと迷っている場合は以下を参考にしていただければさいわいです。クイズ形式にしています。
【問題】受験生の夏休み、家族旅行はいく?
(1)例年通り行く
(2)条件付きで行く
(3)行かない
【答え】(2)
家庭の方針によっても様々ですが、受験勉強に差し支えない日程を家族で合わせるのが大変です。
(1)の場合は完全リフレッシュとしましょう。日帰り、もしくは一泊二日がよいです。
2泊以上は結局旅行中、勉強のことがひっかかるので(2)になる家庭が多いです。
(2)条件付きは事前にルールを決めておくことです。
・午前中は勉強、午後以降は観光に徹し、勉強のことは気にしない
・持っていく問題集を朝起きたらやる。そのあとは観光する。
・社会にちなんで史跡や世界遺産、資料館等をを見に行くめぐるのもいいです。
・自然に触れる。星空は天気によるので初めから期待はしないことです。
(3)鉄の心を持って夏休みを乗り切りましょう。
・ただし、予定通りに進まない場合の予備の時間を設けましょう。
午前中、午後等の3時間程度。
1週間のうち1回は設定しておき、予定が進まず困ったことに当てる時間とするとよいです。
たとえば、鉄則として花火大会に毎年行くというご家庭は例年どおり、家族で行った方がいいですね。
子どもが大きくなると、友達や恋人と行くことになる可能性が出てくるので今のうちです。
旅行の計画を立てる段階では、日本の世界遺産の本から、計画を立てるのもいいことです。仮にいかないとしても社会の受験勉強に役立ちます。普段と違う演出でDVDを購入して観るというのもよい方法です。小学6年生には富士山が世界自然遺産なのか、世界文化遺産なのかがまずは正しく言えるか、それはなぜかの説明もきちんとできるか聞いてみてください。論理的思考力が試せます。
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