指導者の役割は、生徒一人ひとりの潜在能力を引き出し、成長をサポートすることです。学びの環境を整え、個別のニーズに応じた指導を行うことで、子どもが自信を持って未来に進む力を養います。また、最新の教育方法や技術を活用し、継続的な学習と自己改善を促すことも重要です。
指導者は、ただ教えるだけでなく、子どもとと共に学び、成長するパートナーとしての存在です。子どもが塾や習い事、学校で好きな先生やコーチがいるかはある程度、親も理解していると思います。親が一番という場合もあります。
指導者としての心構えとして(私が指導者をーチする場合も含む)に、今でも基本となる軸は5つあると思います。
予備校の先生が指導者としての心構えをうろ覚えですが、自分なりに解釈していまだに心がけています。
1.『学者』…時代は進みます。教える人も学び続けることは大切です。
2.『医者』…診断力。つまづき、悩み、理解できていないことを的確に把握できる。
3.『易者』…『可能性』があることを自覚させ、自信をもたせることができる。
4.『役者』…惹きつける魅力ある授業を行う。あっという間に時間が過ぎる現象を起こさせられる。
5.『芸者』…相手に興味をもたせ、楽しませることができる。
英訳もしておきます。
Best Leader: About the Role of a Leader
- “Scholars”… Times go on. It is important for those who teach to keep learning.
- “Doctor”… Diagnostic power. You can accurately grasp what you are stumbling up, worried about, and not understanding.
- “Easy person”: You can make them aware that there is “potential” and give them confidence.
- “Actor”… Conduct engaging and engaging classes. It makes you feel like time flies by in the blink of an eye.
- “Geisha”… You can get the other person interested and entertained.
私はこれを基に自分良し、相手良し、世間良し。すなわち、「三方良し」が成り立つという考えにいたりました。
5.はAIDMAの法則(短期的消費者の購買決定プロセス)において、A(Atenntion)、I(Interest)に該当します。AIDMA、AIDA、AISAS、AIDCAなど仕事で聞いた方、実践、体感した方もいると思います。
授業の初めの「導入」がうまい先生はこのスキルが高いです。
子どもが気に入った指導者にどれがあてはまっているかという視点で「その先生の授業のどんなところが好きか」を改めて聞いてみるのはいかがでしょうか。
また、職場等で、上司や、仲間、セミナー講師についても同様のことがいえると考えます。
我が子にとっての指導者は5つの側面のどこが秀でているのか、または、我が子が将来、どんな大人になるのかを考えながら、5つの視点をもって表現できる大人になってほしいと思ってもらえれば幸いです。
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