先日子どもがお櫃(おひつ)の蓋を割ってしまい、新調しようと買い物に行っても意外と置いていない。楽天のスーパーセールでいろいろ買い物をした中の一つとして今回ポチりました。その中でお櫃から食事や、その準備、保存の情景描写を結びつけながら思ったことを書いてみます。
購入の判断基準
大きさが選べる:我が家は「2合」
「電子レンジ」が使える
色は「黒」
決め手
決め手は、妻の一言。「メイドインジャパン」。
個人的には、「割れにいと書いてあること」、「国産竹炭パウダー配合とのこと」「デイリーおひつランキング第一位」と書いてあったこと、「そういうランキング自体があること(よく作ったなあ)」に感心したこと。
「炭器」というネーミングのものを購入。
【MORII 炭器 日本製】節電 おひつ 2合 お櫃 美しいおひつ ほっこりふっくら 温かな旨味ご飯 電子レンジ対応 おひつ 二合 冷蔵 おひつ 食洗機対応 お櫃 ご飯 保存 おひつ 二合 レンジ ごはん 容器 保存 おひつ 竹炭入プラスチック ご飯 保存 おひつ KY-7100-7 楽天で購入 |
中学受験の文章題や歴史においての食事の時代背景
「お櫃」はどういう役割しているか。子どもと以下の話をしたことはありますか?
・おひつとは、炊いたご飯を入れるための容器のこと。
・おいしい状態で炊いたご飯の保存ができること。
・節電になること。
お櫃は昔の必需品で、木製でした。
木製のですので、使い始めに手入れが必要で、使用後も洗ってしっかり乾かさないとカビが発生します。炊飯器(電子ジャー)がない時代は窯とお櫃の組み合わせだったことがわかる子とわからない子がいるなということです。
ご飯を炊くまでのざっくりとした工程
米櫃からお米を適量とる
火をおこす
お米を水で研ぐ窯でお米を炊く
炊いたお米をお櫃に入れる
空の窯を洗う
窯を洗う
お櫃を洗う
火を焚き、釜でご飯を炊いていた時代は、炊いたご飯を入れっぱなしにすると熱でご飯が固くなります。窯はキャンプの飯ごう(メスティン)をイメージするとわかりやすいですね。個人的には中のお米が焦げ付くおこげがたまらなくおいしいと感じます。
炊飯器が存在しないちょっと古い小説で食卓や食事関連の情景描写がでてきたら「お櫃は木製のものかな?」朝、炊いたお米を一日で食べきると仮定すると、朝はそのままおいしくいただく、お櫃に入れて、昼はおにぎり、夜はご飯が固くなるのでお茶漬け、体調が悪い場合はおかゆにして食したのかな等、想像がつくといいですね。炊飯器のない時代に、この話をして喜んでくれた子どもは多くいます。お米を炊く工程やなどがある程度理解できていれば、問題文の風景描写を想像しやすく、読むスピードも理解力も向上します。
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