中学受験の子どもの努力は、当日の試験で決まります。(一部例外はあります)親として、子どもの生活、健康を整えること、志望校の選定や、入学手続き、中学入学後の生活サイクルまで、新しい経験が続いていきます。
今回は、中学受験で親がやるべきことについて、親としてどうあるべきかについてのクイズです。
家庭の方針によりますのであくまでも参考になれば幸いです。
【問題】世の中の関心事に子どもがどう興味を持たせるか
(1)新聞を読ませる(こども新聞含む)
(2)NHKニュースを見る
(3)ネットニュースを見る(記事や動画)
【答え】(2)
新聞も取らない家庭も多いので、NHKニュースがお勧めです。
というのは、新聞を取っている家庭は58.3%だそうです。若い世帯の購読率はかなり低い体感です。天声人語や編集手帳、等を読みましょうとはなかなか言えない時代になってきました。
”新聞通信調査会が全国の5000人を対象に実施した調査で、新聞の購読率(自宅で月ぎめで新聞を購読している)が58.3%となり初めて60%を割り込んだ。調査を始めた 2008 年度は88.6%だったので、15年足らずで30ポイント以上低下したことになる。”
引用:nippon.comより
継続がポイント
食事の時間にニュースを見ながら話をする(1人で食事をさせない)
誰かと一緒に見ることが大切です。聞き流していても構いません。1個興味があることを大人から、子どもからどちらでも切り出してみましょう。
朝か夜のニュースを見るようにする。(ラジオでも構いません)
親子で一緒にニュース見て大人でも難しいなという話題がでてきたら、親の役割は内容をかみ砕いて話し、子どもが理解できれば、ニュースを見た時だけでよく、無理がなく、自然に社会の出来事に関心を持つことができます。
(親の知的レベルが直接影響するので分野によっては難しいですね。)
子どもの理解が難しければ、ITを利用し検索、ITリテラシーを含め、一番信ぴょう性が高いものを題材にちょっと話してみることです。この「ちょっと」は子どもの性格によりますので、論理的思考力がある場合は、結論、理由として整理して話しましょう。論理的思考力がない場合も同じですが、通じないので結論と感想でやりとりしましょう。ポイントは子どもなりに話を自然に整理ができる状態で「止める」ことです。
NHKプラスもありますが、一定の時間で観ることが大切です。使う場合は出かける時等の例外で保険としてアプリを使える状態にしましょう。3か月でわかる世界史が個人的には大好きです。(大学教授の話が聞けるのはありがたい!)
新聞をとっている家庭であれば、一面の見出しをまず読み、そして記事を読む時間を毎朝つくることをお勧めします。
親向けのハウツー本は必要か?
いわゆるハウツー本ですが、人生は人それぞれです。
本の内容をうのみにせず、我が家にあっているなと思う内容が「1割」でもあればよいと思います。成功体験談も同じです。あくまでも参考にしてください。
前回の話はコチラ↓
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