物語や小説、説明的文章で、特定のスポーツが出てきた場合、ある程度理解している子どもは苦も無く読めます。特定のスポーツは、経験しておくことも大切ですがなかなか時間が取れないのも、受験勉強中の家庭の悩みどころです。
とある韓国の高校の実話
″廃部寸前の高校バスケットボール部の新任コーチがわずか6人の選手とともに全国大会を目指す姿を、2012年に韓国を熱狂させた実話を基に映画化した青春スポーツドラマ。
元バスケットボール選手の公益勤務要員カン・ヤンヒョンは、釜山中央高校バスケットボール部のコーチに就任する。しかし全国大会初戦の対戦相手は高校バスケットボール最強の龍山高校で、チームワークが乱れた中央高は惨敗してしまう。学校はバスケットボール部の廃部を議論するが、ヤンヒョンは再び選手たちを集め、たった6人の部員たちとともに全国大会を目指す。
映画.COM リバウンドより
「リバウンド」は、挫折を乗り越えて自分なりの栄光をつかむというメッセージが込められています。主題ですね。廃部寸前の弱小バスケットボール部が、新任コーチと6人の選手の努力と絆で困難を乗り越えていく姿は、感動しました。 スラムダンクや黒子のバスケが好きな方はきっと好きな映画だと思います。
公益勤務要員とは?
公益勤務要員とは、今は「社会服務要員」という名称です。韓国では公的な機関で福祉や医療、教育、環境などに関わる仕事をすることが、兵役の代わりになるます。韓国の事情があるのでそ知っておくとアジアの歴史を学ぶ一貫になると思います。(もし、視る機会があったら、子どもに公益勤務要員や兵役の話はぜひ伝えてください。)
【問題】スポーツの知識をどうやって得ておくか
(1)習う
(2)本や漫画を読む
(3)試合を見に行く
(4)動画を見る
【答え】(4)
どれも正解ですが、時間をかけることは難しいので、試合観戦や映画が1回限りでお勧めです。
マンガやテレビアニメでもいいですが、1話ずつが進むので、時間がかかります。休憩含め楽しみの時間として見るのはよいと思います。受験勉強の観点からは、マンガやテレビの代わりに小説をお勧めします。
おすすめ小説
走れ! T校バスケット部 松崎洋(幻冬舎文庫)
バスケの強豪校でイジメに遭い、失意のまま都立T校に編入した陽一を待っていたのは、弱小バスケ部の個性的な面々だったーー。連戦連敗の雑草集団が最強チームとなって活躍する痛快青春小説。
出版社より
バスケットボールのある程度のルールについて、ドリブルや、パス、シュート程度は知っている子どもも多いと思いますが、ちょっとその先まで学ぶ機会があれば、この小説がお勧めです。レイアップシュートに始まり、3ポイントシュート、ダンクシュート、アリウープ等わかるとよりスポーツ
あさのあつこの「バッテリー」を読了している受験生は多くいますが、「次も何か読みたい」という子どもに何がいいか?親として次が踏み出せない場合は、バスケットボールの小説をお勧めします。
野球やサッカー、バスケットボール、バレーボールについてはある程度のルールや練習等の知識はもっておくと、中学・高校でのクラブ活動の参考やプロチームの競技にもより興味が湧くことでしょう。
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